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岡潔『夜雨の声』

2017年02月05日 20時38分15秒 | 文学
昨夜AbemaTVで、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』を見ていたら、非常におもしろくて惹き込まれた。
カードゲームのいかさまの話だったが、とてもおもしろかった。
『ジョジョの奇妙な冒険』は漫画もアニメも一度も見たことはないのだが、おもしろいんだな。
毎週見たいと思った。

今日図書館で万城目学の『とっぴんぱらりの風太郎』を借りようと思ったのだが、単行本はものすごく分厚くて、これはちょっと、と思い、諦める。
やはり文庫を買って読むかな。

岡潔『夜雨の声』(角川ソフィア文庫)を読んだ。
小林秀雄との対談は以前も読んだことはあるのだが、そこが最もおもしろかった気がする。
初めて『春宵十話』を読んだときは、他で聞いたことのないことを言う岡潔に強く惹かれたのだが、ちょっと飽きたのか、あまりおもしろくなかった。こんなひとが親戚にいたら、めんどくせえだろうな、とすら思った。同じことしか言わない。子育てについて、たぶん偉そうに言うのだろうが、自分で孫の世話なんかすることもないじゃないか(オムツを替えたり、離乳食をあげたり、夜泣きに悩まされたことはあるのだろうか)、とも思い、勝手に腹を立てた。
家庭の中に、そして自分の傍に置いてみると、岡潔はどこにでもいるめんどくさいジジイだ。と思った。
多分、私は無明が強いのだ。
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