ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

大野晋の『古典文法質問箱』にやられる

2012年02月05日 00時11分06秒 | 文学
古文についての良い本がないかと思い、本屋で見てまわる。
この前NHK教育の「100分de名著」の「徒然草」の回に出演していた「マドンナ先生」こと荻野文子の本を見たりした。(それにしても「ヤンキー先生」や「夜回り先生」や「金ピカ先生」など、先生というのはテレビに出るときに必ずあだ名をつけられてしまうものなのだ。)
荻野文子の『マドンナ古文』や『和歌の修辞法』などの本を見てみるが、高校生が読むような本なので躊躇する。高校生が読むような本を大人が買って読んでもよいのだろうか。そこまで真剣に古文を勉強しなければならないのだろうか。嫌にならないだろうか、間違いなくなるだろう。という気分になる。
普通の大人が古文を、短歌を趣味程度に理解したいときには誰の、どの本を読めば良いのだろうか。
高校三年間の古文の授業時間を鼻をつまんで過ごして、そのあとは見向きもせずに古文などなかったことにして生きていくというのが本当は正しい大人のありかたなのかもしれない。
大野晋の『古典文法質問箱』(角川文庫)を買ったが、これはとんでもなくひどい本だった。難しすぎてまったく読めない。そんなこと知りたくもないし興味もないし質問の意味も分からないという質問に、大野晋が答えるという本だった。この本を読むにはもっともっと古文の知識が必要だ。
アマゾンで調べると、藤井貞和『古文の読みかた』(岩波ジュニア新書)という本があり、これだったら読めるかもしれないと期待している。

それにしても、この前詩を読もうとしたときも思ったのだが、詩や短歌を知りたいと思ったひとがあったとしてもこんな状態だったら諦めてしまう人が非常に多いのではないかと思う。
わかるひとだけわかればいいよ、という態度をとっているうちに誰にもわからなくなってしまうということがあるんじゃないだろうか。
自動車について、僕はまったく興味がなくて名前とか部品とかぜんぜん知らないのだけれど、仕方がないから乗っている。まるで興味のないひとに対して訴える力が自動車業界にはないのだよなあとこの前思ったことがあるのだが、詩や短歌業界にも同じことを感じる。
ジャンル:
キーワード
岩波ジュニア新書 金ピカ先生 夜回り先生 ヤンキー先生
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 小林秀雄の「西行」 | トップ | 本郷和人『謎とき... »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL

あわせて読む