ITビジネスニュース

田中克己の深層

ITビジネスニュース2017年6月6日号

2017年06月13日 | 深層
◆ニュースの深層
 ◎ソフトフロントのM&A戦略
コミュニケーションソフト関連事業などを展開するソフトフロントがM&Aを推し進め、売り上げを急拡大させている。16年度は筆まめ、AWESOME JAPANや、グッドスタイルカンパニーの3社を傘下に入れるなどし、売上高を15年度の3億4600万円から16年度は17億3700万円と5倍に増やした。だが、IT企業が実ビジネス企業を買収し、大成功した例は極めて少ない。

◎テクマトリックスの医療クラウドサービス
 テクマトリックスが5年前から提供を開始したレントゲンやCT画像など大容量の医療情報データを保管、利用するクラウドサービスNOBORIの売れ行きが好調だ。16年度(17年3月期)には導入した施設が前期より約200増えて、累計650になった。クラウドサービスにおけるシェアおよそは8割とみられている。画像を保管する患者数でも約1500万人になり、単純にいえば日本の8人に1人のデータが保管されていることになる。

◎テスラの時価総額がGMを超えた理由
 電気自動車メーカーの米テスラの時価総額が今年4月初旬、米GM(ゼネラル・モーターズ)を抜いたことが大きな話題になった。4月10日、テスラはGMを約17億ドル多い510億ドルとなった。両社の売り上げを比べると(16年度)、テスラの約70億ドルに対して、GMは1664億ドルと、20分の1だ。理由の1つは、「モビリティの未来を見せていること」(ヤフーの安宅氏)。

■IT最新事情
◎IoTワールド2017視察ツアー
「IoT活用による新たな価値を創出するパートナーシップとエコシステム」。北米最大規模のIoTイベントと言われているIoT ワールド2017が5月16日から18日までの3日間、米シリコンバレーのサンタクララ・コンベンションセンターで開催された。IoTの専門家やエンジニアらが2016年より3000人多い約1万4000人が集まり、スマートホームやスマートシティ、さらにエネルギー&農業、運輸&物流、製造、医療などIoTの浸透する市場や技術の動向などを議題した。
講演は400以上にのぼり、IoT活用のパイオニアであるGEパワー、トヨタ、フォード、FBIなどのCTO(チーム・テクノロジー・オフィサ-)やCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサ-)などがIoTを活かしたビジネス、産業動向などについて語った。大手ヘルスケアのジョンソン&ジョンソンのCIOやコラコーラのCIO(チーフ・イノベーション・オフィサ)らによるIoT関連の最新テクノロジーを駆使したビジネスモデルや変革に関するパネルディスカッションも注目を集めた。マイクロソフトやヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)などIT企業によるIoTプラットフォームの業種別の活用事例やセキュリティの重要性を説くパネルも、好評だったという。
2018年のIoTワールドは5月14日から17日、サンラクララコンベンションセンターで開催される予定。
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