昨日、三石琴乃さんが講演の最後に朗読した、『ドラえもん』で、大人になったのび太が、10歳の自分に語り掛けるセリフです。パチパチ!
大人である私たちが、今を生きるこども達に伝えたい言葉です。
ドラえもん『45年後… ~未来のぼくがやって来た~』より
のび太「このまま大人になって、いいことなんてあるのかな…。ぼく、ちゃんとやっていける自信もないし…。」
45年後の、のび太「どうかなぁ。それは君自身がこれから大人になって確かめるしかないと思うが、
生きることは、そう悪いことではないよ。
そりゃぁ、時には人と比べて自分が劣っていると感じてうつむく時もあるだろう。
お金はある方がいいし、偉い人になるのは素晴らしい事だろう。
でも、そうあることだけが良い人生の答えじゃないと思うんだ。
生き方に優劣や勝負なんてないはず。
よい人生、つまり生きる素晴らしさとは、どういうことなのか。
いや、ぼくにもまだ判らないんだけど、ささやかでも精一杯生きて、
その時その時の自分を自分で受け入れていく。
そういうことの中にヒントがあると、ぼくは思えるんだ。
ちょっとむずかしかったかなぁ。」
(のび太首を横にふる)
45年後の、のび太「よし!ひとつだけ教えておこう!
君はこれから何度もつまずく。
時には、もう起き上がれないほど苦しい時もあるだろう。
しかしだ、その度に君は起き上がる!
何度も何度も起き上がるんだ。
つまずいてもその度に立ち上がる強さを、君は持っているんだよ。
前よりももっともっと強くなろうとする力をね。
そして強くなって、もっともっと生きていくんだよ。」
写真~
役得で、すみません…(^^)
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