SIDE:B DIARY

ヒムロックに思いを馳せながら過ごす日常のたわごと

また夏がやってきた

2015-07-19 10:35:26 | Weblog
横スタのライブから、もう1年。
めまぐるしく毎日は過ぎて
あっという間です。
気づくともう1年経っているんだなぁ、という感じです。

画像は、思わず買ってしまった氷室寒天。。
こういったモノに出会っても
昔のようにハイテンションになるわけではないけれど
やっぱりスルーできなかった。。
このシンプルなパッケージもよかったし
『氷室寒天』という文字を見ているだけで、ちょっと涼しくなる感じ(笑)

ヒムロックは、ちょっと前に日本に来ていたようですね。
KSの最新号は、またもやPJCの記事だらけでしたが
仕方ないですよね。。
はるか昔のKSは、あまりにもヒムロックのネタが無くて困り果てているのが
明らかにわかるような記事ばかりが毎号続いていたけれど
その頃に比べたら、今の方が納得できるし。
田家さんの文章はやっぱりよかったし。

昔のインタビュー記事、たぶん全部読んだ事のあるものだと思いますが
戦争に対する考えとか
きっと当時も読んだのだと思うけれど
全く私には遠い話に思えていたから
今読むと、昔からこんな事言っていたんだ!とびっくりしました。
今になってようやく、あちこちから聞こえてくるこういう言葉が入ってくるようになりましたが
当時は、ほんとに自分の中に落とし込んで考えたりしていなかったです。
戦争なんて日本にいる限りは巻き込まれたりしないとずっと思っていたし。

ヒムロックはいろいろ考えていてすごいなぁ、と思っていましたが
言っている事について、どのくらい理解できていたのかなぁ。。
ヒムロックが「平和ボケしてる」って言っていた意味が
今になって実感できるって感じです。
いえ、まだうっすらとしか感じてないかもしれません。

ライブでの、バイオレンスな感じ、戦闘意欲バリバリな感じ、
なヒムロックをカッコイイと思っていたけれど
考え方、言葉にする事、はそれとは真逆で
人間愛やヒューマニズムを歌って行く事によって
やさしさの鼓動を広げて行くのが自分の役割
というような事を
20年以上前から言っていたんだなぁと
あらためて、ヒムロックは新しい考え方をしている人だったんだなぁと思いました。
当時、いかに自分がヒムロックの言葉をちゃんと理解していなかったか
自分の中に落ちていなかったか、っていう事も確認してしまいました。
どちらかといえば、戦って勝つ!all or nothing!みたいな考えばかりを
取り入れてしまっていた気がします。
まず、そこに行けるかどうかぐらいの臆病な子供だったからですね。
今は、自分は戦いが嫌いだ、という事でその部分は放棄してますが(結局臆病なままなんですね汗)
そこをちゃんと通ってからの、人間愛の追求、っていうのは
説得力あるなぁ、と思います。

「アスファルトに唾を吐くよりは、もっと自分が変わっていかなきゃいけないんだ。」
こんな言葉を、昔も目にしていたはずなのに
今になってうわー!!すごい!!と思ってる。
当時はただただカッコイイ!とキャーキャー言ってただけだったけど
潜在意識の中で、こういう考え方をする人に惹かれていたのかもしれません。
やっぱり今になってあらためて、好きになるべき人を好きになっていたんだなぁ、と思います。
昔のインタビュー記事を、また読み返したくなりました。

そして、ヒムロックの中でも、唾を吐き捨てたい気持ちががメラメラと沸き上がったり
それを鎮めて愛に生きなければ、と思ったり
ずっとそういったせめぎ合いがあったのではないかなぁ、と思いました。
でも、たどり着く先は愛だ、という考えは、ブレていないんでしょうね。
人間の中にある光と闇のせめぎ合い。
それが、今まで届けてくれたたくさんのアルバムの中に存在していて
いつでも考えさせられる。

ヒムロックがたどり着く先は愛だ、という考えがある上で
ダークな部分を詰め込んだという、お蔵入りになったアルバムは
やっぱりいつか聴いてみたいな、と思います。

最後に田家さんが選んでくれたヒムロックの言葉は
22年前のものだけれど
希望を与えてくれました。
この1年、本当に田家さんはファンが希望を持てるような言葉を探してくださって
感謝しています。

表現の仕方は変わるのかもしれないけれど
これから先も
私はヒムロックからのメッセージを
受け取り続けて行きたいなぁと願います。