小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

堪忍は無事長久のもと、怒りは敵と思え

2017-04-25 12:06:04 | Weblog

先日あった、ある会合で急に欠員が出たので、知り合いを誘って出てもらいました。もちろん会費はこちらで支払ったのですが、翌朝、ラッシュ時渋谷駅のホームにいる最中に、その人から「いきなり会費を払わせないでください」とのメールがあってびっくり。

最初の段階で私が払うと言った上、会場でも払って2人分の領収書もらったのに、その人は会費を二重に払っちゃたのですね(当然、その方には無事戻ってきましたが)。

なんだ、その人が終止仏頂面してた上、礼のひとつも言わなかったのは、そういうわけか・・・!
それにしても「払う」と言っておいたのに、何を人の話を聞いている!・・・と、普段そのくらい人の話を聞かない私が、なぜか妙に腹が立ってきました。
自分も同じようなことするから、余計に腹が立ったんでしょうね(苦笑)。

イライラしながら、メールに返信を書いてる最中でした。

「コノヤロー! 逃げるんじゃねーよ!」

という女性の金切り声と、男性をつかまえて販売機の前で倒れ込む、ガシャーンという轟音が満員のホームに響き渡りました。泥棒のたぐいではなく、おそらくは痴漢の類だったと思います。

「やってねーって言ってるだろ!」

女性の手を振り払い、脱兎のごとく逃げていく小柄で太った中年男性が、私の前を通りすぎます。一瞬、つかまえてやろうと体が動きましたが、(待てよ・・この状況で、この男性が冤罪だったら)と迷いました。
後ろ姿しか覚えてませんが、男性は禿げた小太りの中年男性で、痴漢だと言われたら、誰でも納得する風貌です。

周防正行監督の「それでもボクはやってない」でもあったように、痴漢の冤罪で何年も苦しみ人はいるだろうし・・・なんて、逃げていくあいだに、そこまで考えたわけじゃないですが、躊躇してる間に男はいなくなり倒れ込んで泣き叫ぶ女性・・・。

遠巻きに女性から引いていくホームの人たち。

ほどなく到着した電車も、しばらく停車していましたが、1分ほど停まったあとにようやく発車しました。

電車に乗りながら、捕まえるべきだったか?
でも、女性の半狂乱ぶりから、逆に冤罪ではなかったのだろうか?

などと考えているうちに、池袋駅に到着。

え? い、池袋??

いかん、湘南ライナーで横浜方面に行くはずが、この騒ぎで来た反対方向の電車に乗ってしまった!

いや、人間イライラしてたりするとロクなことありません。

私は朝早いミーティングに行くときは、最低2時間前には起きてトイレを済ませるのですが、その時に限って電車に乗ってる時間が長引いているせいか、どうにもガマンできなくなり武蔵小杉で途中下車です。

不幸中の幸いで、その日は1日仕事で大過はなかったものの、約束時間に遅れて到着という、恥ずかしくも申し訳ないことを仕出かしてしまいました。穴を開けなければ良いというものではありませんから・・・。これも怒りが招いた結果。己の未熟さを恥じるばかりです。いや、実にお恥ずかしい。

さて、家に戻って妻にその話をしたところ、その男性が痴漢かどうかは当事者どうしでないとわからないけど、けっきょく「怒り」が「怒り」を招いたんだろうと言いました。

怒りのエネルギーが 、同じ怒りのエネルギー同士を呼び寄せるんだとか。

うーん。科学的にはわからないけど、今回は確かにそうだったなあ。

人間、怒った方が良い時ってあるけど、この怒りは明らかに「敵」とするべき怒りでしたね。タイトルにも書いた家康公の遺訓(実は水戸光圀の言葉だとか)通りであります。

さて、書きながら埼京線は痴漢が多いことを思い出しましたが、あの時、捕まえるべきだったか、そうでなかったか?
これを書きながら、気持ちの整理をしましたが、やはり捕まえない方が良かったように思えます。みなさまは如何お考えになりますか。

ちなみに、わたくし通り魔だったら、抑えに行ったと思います。

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