Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。体力作り、俳句、山行、美術館・博物館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。

フォーレ「ヴァイオリン・ソナタ#1、#2」

2016年12月13日 18時49分20秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 ジャン・ユボーのピアノ、レイモン・ガロワ=モンブランのヴァイオリン。ヴァイオリンの奏者は初めて聞く名である。録音は第1番が1970年、第2番は1969年で同じ教会で録音されている。
 第1番(作品13)は1875年の作曲というから初期の作品に入れられる。フォーレが30歳の作品で、初めての室内楽曲であるとのこと。初演では大きな成功をおさめ、フォーレの名を高めたと解説には書いてある。
 堂々とした第1楽章、ヴァイオリンの奏でる旋律が美しい第2楽章、快活な第3楽章の後半に顔を出す美しい旋律、エネルギッシュで重厚な音が響く第4楽章と変化に富んでいる。25分ほどの長いソナタである。
 第2番(作品121)は第1番から41年後の第一次世界大戦の最中の1917年に完成している。フォーレが71歳の時であるから、後期というよりも晩年に近い作品といえるかもしれない。3楽章で演奏時間は24分とこの曲も長い。
 第1楽章からヴァイオリンの活発な旋律に惹きつけられる。緩徐楽章は静かに始まる。ピアノとヴァイオリンの掛け合いが美しい。この楽章には惹かれるものがある。フィナーレは再びヴァイオリンが前面に出て美しい旋律を続ける。

 室内楽全集1で聴いたピアノ四重奏曲2曲、ピアノ五重奏曲2曲と聞いてきたが、いづれも楽章ごとには対比もあるのだが、各楽章についてみるとテーマごとの対比は希薄のような気がする。それぞれに美しい旋律や伴奏が散りばめられているが、どこか単調である。また一本棒というそしりもあるかもしれない。
 しかし私はそうであってもそれぞれの曲について惹かれるものが大いにあるので、聴き続けたいと思う。人によっては単調だと敬遠する向きもあるような気はする。

   
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