Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。体力作り、俳句、山行、美術館・博物館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。

シベリウス「交響曲第7番」

2017年05月14日 17時42分28秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   


 ジャン・シベリウス(1865~1957)の交響曲は初期のクレルヴォ交響曲ならびに第1番から第7番の7曲、併せて8曲ある。
 この第7番は1924年に作曲され、シベリウス自身の指揮で初演された。単一の楽章からなっており、当初は交響的幻想曲を意図していたようである。後に第7番の交響曲として出版されている。
 単一楽章であるが、全体をひとつの交響曲の形式と見ることもできるといわれる。
 出だしはいかにもシベリウスらしく地から湧き上がるような弦の音階的な旋律で始まり、暗い海のうねりのような大きく揺れ動きながら曲が進む。トロンボーンの雄渾な旋律ののち、木管が入ってきて少しずつ明るく、細かな旋律が支配的になっていく。この初めの部分が印象的である。
 この曲ではトロンボーンが大きな役割を果たしている。
 全体の演奏時間は20分ほどである。聴いているうちにいつの間に終っている場合もある。
 私はシベリウスの曲を聴くときは、朝の曙光に照らされた北の海と、光によって刻々と変化していく、決して明るくはない海面や雲の輝きを思い浮かべながら聴くことにしている。
 曲全体として1日の天候や光の変化、あるいは嵐の始まりとそれが去っていく経過を感じさせる。この曲でも終りは再び北の海の静かな眠りに収斂していく。
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