☆「縄文の思考」(小林達雄、ちくま新書)
縄文人の思考についての言及。
竪穴住居内の炉が、煮炊きのものではなく聖なる象徴としての役割ではないか、煮炊きは外で、おそらく共同で行われた可能性。
贈与の関係
ストーンサークルや巨大な列柱などのモニュメント建造物はあくまでもモニュメントであり、夏至・冬至・春分・秋分の日の出・日の入の指向と考える必要。(列柱あとが集会所建物や塔という観念はないのではないか)
ミギ・ヒダリの観念の存在
山を仰ぎ見る「信仰」が存在したのではないか。
など示唆に富んでおり、興味を大いに惹かれた。ただ山の信仰については駆け足で終わってしまった感がある。次なる展開を期待。
縄文人の思考についての言及。
竪穴住居内の炉が、煮炊きのものではなく聖なる象徴としての役割ではないか、煮炊きは外で、おそらく共同で行われた可能性。
贈与の関係
ストーンサークルや巨大な列柱などのモニュメント建造物はあくまでもモニュメントであり、夏至・冬至・春分・秋分の日の出・日の入の指向と考える必要。(列柱あとが集会所建物や塔という観念はないのではないか)
ミギ・ヒダリの観念の存在
山を仰ぎ見る「信仰」が存在したのではないか。
など示唆に富んでおり、興味を大いに惹かれた。ただ山の信仰については駆け足で終わってしまった感がある。次なる展開を期待。