Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。体力作り、俳句、山行、美術館・博物館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。

「マイ・バッハ・オン・ヴィオラ」(今井信子)

2016年11月05日 21時20分51秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 本日の音楽は今井信子のヴィオラ、チェンバロはローランド・ポンティネン。1996年の録音で、購入は翌年くらいだろうか。ヨハン・セバスチャン・バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番、第2番、第3番だけでなく、その長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのヴィオラとチェンバロのためのソナタ、次男のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタをおさめている。
 ヴィオラ・ダ・ガンバは音域はチェロに近く、現代は多くはチェロで演奏されることが多い。あるいは古楽器としてのヴィオラ・ダ・ガンバを利用する。今井信子はヴィオラを使用している。オクターブ上の音域を利用していると思われる。
 私は今井信子の演奏でヴィオラという楽器の魅力を知った。一昨年の2014年9月に今井信子の独奏によるバルトークとヒンデミットのヴィオラ協奏曲を取り上げた。ブラームスとシューマンのヴィオラソナタは今年の1月に取り上げた。やはり今井信子の演奏である。
 このバッハ父子の曲を集めたCDは落ちついた曲調が何とも言えず美しい。ヴィオラの深みのある低音と艶やかな中音がのびやかに響いてくる。ヴァイオリンと違って細かなパッセージがない代わりにたっぷりと旋律を味わうことが出来るのと、チェンバロの音に調和していることがよくわかる。時として煌びやかに聞こえるチェンバロの温室には、ヴァイオリンの音域よりもヴィオラの音域と音質が合うのかもしれない。
 私にはバッハ(父)とバッハ(長男)、同(次男)の音楽の質の差は分らないが、曲としては(次男)の曲にどちらかというと惹かれる。派手さを感じないが、ヴィオラの響きが美しいと感じた。元の曲はヴィオラ・ダ・ガンバのための曲であるから、作曲家というよりも演奏家今井信子の手腕ということなのだろうか。

      
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