Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「横浜・地図にない場所」(横浜開港資料館)

2017年05月06日 22時22分44秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日は神奈川近代文学館からの帰り道に横浜開港資料館に立ち寄り今年度第1回企画展「横浜・地図にない場所-消えたものから見えてくる、ハマの近代-」展を見て気た。濱ともカード提示で入館料は免除となる。
 展示では10か所の「地図から消えた場所」の展示が行われている。
1.横浜村   2.洲干弁天   3.平沼塩田   4.元町百段   5.魚市場  
6.横浜監獄   7.本牧十二天海岸   8.吉田川・新吉田川   9.入船町   
10.扇島海水浴場



 私の興味は、1の横浜村の西の端はどこまでだったのか、2の洲干(しゅうかん)弁天は現在のどこになるか、3の平沼塩田の位置、5の魚市場の範囲、に興味があった。私の衰えた視力では展示の細かい字が読み切れず、図録432円を購入。この図録はとても読みやすい。
 地図から消えた理由として、開港-外国人居留地建設、関東大震災、太平洋戦争による空襲と接収並びに戦後復興と高度成長の都市変貌、この3つは横浜という都市の歴史そのものである。横浜という都市の変遷の結節点後度にスクラップ&ビルドで消えて行ったものである。
 展示と図録で、旧横浜村の西(南)の端が、現在の港の見える丘公園までであり、本日行った神奈川近代文学館は村の外であることがわかった。
 また洲干弁天社の位置が私の考えていたところ(今の県立歴史博物館を中心とした範囲)からは200メートルほど北寄りの現在新市庁舎を建設している北仲通にあるみなとみらい線「馬車道駅」付近であった。歴史博物館は弁天社の南端で、範囲も少し広めであった。
 平沼塩田は1894(M27)年くらいに姿を消したらしいこと、現在の平沼橋駅傍の平沼小学校の敷地だけでなく、もう少し東まで広がっていた。
 魚市場は現在の市庁舎の範囲で、くすのき広場も含むことがわかった。

      

 姉妹企画展示ともいえる横浜都市発展記念館で開催している「ようこそ!横浜地図ワールドへ-まちの移りかわりがみえてくる-」は時間切れで訪れることが出来なかった。また今度の機会に訪れたい。会期は7月2日までなのでまだ時間的にはゆとりがある。

      

   

風が強く、暑い一日

2017年05月06日 20時14分37秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜ではお昼過ぎに26.2℃となったらしい。今年一番の気温、風は10メートルを超えていた。
近代文学館まではみなとみらい線の終点からアメリカ山経由で行き、帰りは歩いてきた。とても蒸し暑く、帰宅してからシャワーを浴びてようやくさっぱりした。
 昨年末までの一日2万歩は無理であるが、本日は1万5千歩。これを週に3日位はこの1万5千歩を達成したいものである。体重は減らないが、気分も体もさっぱりとする。

 帰宅途中で、横浜開港資料館で今年度第1回目の企画展「横浜・地図にない場所-消えたものから見えてくる、ハマの近代-」を見てきた。図録を432円にて購入。関連企画の横浜都市発展記念館の「ようこそ!横浜地図ワールドへ-まちの移りかわりがみえてくる-」は16時半を過ぎていたので、また別の機会に訪れることにした。

 復本一郎氏の講演は、いつものとおりとても刺激的で、興味深い。資料の読み込み、博識、そして俳句や短歌のすぐれた鑑賞の仕方にいつも脱帽である。

 帰宅すると、学生時代の友人から手紙が到着していた。嬉しいものである。

講演会「子規の芭蕉」(復本一郎)

2017年05月06日 11時03分25秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日は午後から、神奈川近代文学館で開催されている「正岡子規展」の関連の講演会「子規の芭蕉」(講師:復本一郎)。
 復本一郎氏は神奈川大学の俳句の講座で、芭蕉の門弟たちの著作の購読を何回か受講した。続け受講したいのはやまやまだったが、他にも聴きたい講座があり、日程が重なったりして断念した。再度受講したい気もあるが、今のところ私の頭の中が休眠中。
 近代文学館の会場はゆったりしているし、落ち着いて聴くことが出来る。もっともホール形式なので、記載する台がないのが難点といえば難点。
 講演内容に期待が大である。