夕方から一眠りしたら頭の重苦しい感じが薄らぎ、随分と楽になった。鼻水が出始めたので、鼻水を抑える薬を1錠飲んでみた。とりあえずは止まっている。喉の症状は軽いのでこのままおさまってほしいのだが‥。
明日は午後2時過ぎまで団地の管理組合の取組みがあり、その後は退職者会の仕事で組合の会館に出向かなくてはならない。
明後日日曜日は休養日で家で寝ていたいものである。
先ほどベッドに入って寝付くまでの間、平凡社の雑誌「こころ」(Vol.24 2015)「安野光雅 わたしの戦後七十年」(聞き手=森まゆみ)を読んだ。
敗戦直後の将校の無様で泥棒のごとき態様がつぶさに語られている。戦争賛美者が一夜で「民主主義者」・「抵抗者」に世界でも呆れるほどの豹変ぶりとなったが、それ以前に、大日本帝国軍隊は将校が兵を見捨て、みずからが簒奪者に成り果てていた実態が明らかにされている。将校による軍需物資の簒奪から戦後は始まったことは、私も小さい頃多くの大人が語っていたことを思い出した。
「終戦になって(将校が)「みんなすまないことをした」と一種の詫びを言ったのです。昨日までお前たちに迷惑をかけたが、それは俺の個人的な意志ではない、国のために頑張ってもらおうと思ったんだ、というような、すべてが弁解でした。リンチに遭ったのもいる。軍需物資を隠した連中ですから。ぼくら(兵隊)は家に帰るまでの食料として靴下いっぱい分の米をもらっただけなのに、彼らは、柳行李いっぱいだものね。それに生米もらったって、結局は帰るまで食べられない。」
「ともかく戦争をしないでさえいれば今日のような繁栄がある。七十年間戦争をしないできたことはとても大きいなあと思うんです。‥大切にしなくては。アメリカは朝鮮でもベトナムでも、イラク戦争でも大勢の人が戦死しています。一方で戦争ほど儲かるものもない。領土を奪って儲けたのではなくて、戦争という行為のために儲けたんです。「特需」という言葉は朝鮮戦争のとき生まれました。」
明日は午後2時過ぎまで団地の管理組合の取組みがあり、その後は退職者会の仕事で組合の会館に出向かなくてはならない。
明後日日曜日は休養日で家で寝ていたいものである。
先ほどベッドに入って寝付くまでの間、平凡社の雑誌「こころ」(Vol.24 2015)「安野光雅 わたしの戦後七十年」(聞き手=森まゆみ)を読んだ。
敗戦直後の将校の無様で泥棒のごとき態様がつぶさに語られている。戦争賛美者が一夜で「民主主義者」・「抵抗者」に世界でも呆れるほどの豹変ぶりとなったが、それ以前に、大日本帝国軍隊は将校が兵を見捨て、みずからが簒奪者に成り果てていた実態が明らかにされている。将校による軍需物資の簒奪から戦後は始まったことは、私も小さい頃多くの大人が語っていたことを思い出した。
「終戦になって(将校が)「みんなすまないことをした」と一種の詫びを言ったのです。昨日までお前たちに迷惑をかけたが、それは俺の個人的な意志ではない、国のために頑張ってもらおうと思ったんだ、というような、すべてが弁解でした。リンチに遭ったのもいる。軍需物資を隠した連中ですから。ぼくら(兵隊)は家に帰るまでの食料として靴下いっぱい分の米をもらっただけなのに、彼らは、柳行李いっぱいだものね。それに生米もらったって、結局は帰るまで食べられない。」
「ともかく戦争をしないでさえいれば今日のような繁栄がある。七十年間戦争をしないできたことはとても大きいなあと思うんです。‥大切にしなくては。アメリカは朝鮮でもベトナムでも、イラク戦争でも大勢の人が戦死しています。一方で戦争ほど儲かるものもない。領土を奪って儲けたのではなくて、戦争という行為のために儲けたんです。「特需」という言葉は朝鮮戦争のとき生まれました。」