Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日からの講座「平家物語のやさしい読み方」

2015年04月16日 22時13分25秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 明日は今年度初めての講座がある。「『平家物語』のやさして読み方-『源平盛衰記』の章・その3」(講師:鈴木彰立教大学教授)。昨年度後期に続き、巻7~巻11まで。
 源氏物語の講座は費用と時間を考慮して今期からは遠慮した。しかし古典文学からはまったく離れるのもさびしいものがあり、平家物語の購読を行う2講座は継続することにした。いづれも昨年度に続き鈴木彰教授の講座である。
 「源平盛衰記」は目をとおしたことはないが、なかなか面白い。また講座も聴いていて新しい歴史的なことを知ることが出来る。
 前回の講座でも鬼界が島の硫黄が平家の日明貿易の重要な流通物資であったことと、平家にとっても大きな利益を得るものであったらしいことを示唆してもらった。
 今度はどんな新しい視点を知ることができるのであろうか。楽しみにしている。

久しぶりに気持ちの良い陽気

2015年04月16日 21時04分43秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は久しぶりに気持ちのいい陽気であった。強風注意報が出ていたが、風はほとんど感じられなかった。夏用のブレザーを着て組合の会館まで往復+αで約23000歩大体15キロ位を久しぶりに歩いた。
 ウォーキングのように早く、そして汗をかくことを目的とした歩きではないが、それでもこの陽気のもとでは軽く汗をかいた。

 さて、本日は14日から作り始めたニュース原稿を仕上げて、久しぶりに謄写輪転機を使ってA3版の裏表1300部を印刷した。機械を使った折りも含めて約3時間半かかった。現役当時はほぼ毎週3名ほどで印刷、封筒入れなどを行っていたが、本日は一人でこなしたら、さすがにくたびれた。実に4年ぶりの作業なので印刷機械、折り機の使い勝手がなかなか思い出せない。二つの機械を同時に操作しながら要領よく印刷を終了することが出来なかった。手戻りが何度かあった。やむを得ないことなのだろう。
 久しぶりに謄写インクの匂いを嗅いだ。何とも言えぬ匂いだ。学生の頃は何の感慨もわかなかったが、組合のビラを作るようになってから鼻につくようになった。次第に心地よい匂いになったが、ここ3年すっかり忘れていた。懐かしいような、あまり気分の良くないような、不思議な感覚になった。


ブラームス「交響曲第2番」 

2015年04月16日 20時32分29秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 昨晩はブラームスの交響曲第3番を聴きながら作業をしていた。3回も聴いてしまった。念入りに集中して聞いたわけではなく、意識はニュースの編集画面に注がれ続けていたので、ただ鳴らしているだけに近かった。それでもふとため息をついたり、深呼吸するときには、聴き知っている音が流れているとホッとする。意識が安らぐ。そのためにかけているようなものである。
 第3番と云うと重たい感じがして好みではないという人も多いが、私は逆にそれゆえに好きである。
 その反動として本日はこれから第2番を聴くことにした。ベートーベンの田園交響曲に相当するといわれて、確かに曲の表情は明るいといえるかもしれない。しかし冒頭の聞こえるか聞こえないかの弱音で単純な音型が次第に複雑に展開する曲想は、第3番を聴いているよりも重苦しく感じることもある。一般的な評価に左右されずに聴きたいものである。