国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

平成の爆食王often

2012-08-31 09:04:54 | Weblog
ワンコイン以下で、十二分に胃を満たすランチを提供してくれるのが焼き鳥の「串鳥」。その中でもお勧めはカレーライス400円。店で食べると、キャベツの千切りが食べ放題。そして、うれしいことに大盛りでも料金は一緒(テイクアウトも同料金:写真)。ご飯の量は茶碗の大盛り3杯分と言ったところ。ルーにも小さいながらもたくさんの肉が入り、満足度は非常に高い。先日北海道マラソンを完走したNは苦も無くペロリ。そこまでカロリー摂取が必要のない方は、普通盛りで十分満足できるはず。中央区北2西2不二家岡本ビル1F。

ポピュリズム

2012-08-29 09:06:48 | Weblog
 事なかれ傍観主義が支配していると思っていたが、いあ~日本人にもまだこんなにパワーが残っていたとは嬉しくなる。国会周辺で毎週末繰り広げられる反原発運動は、いまだ活動衰退の気配を見せていない。アナリストや経済界からは、活動は先鋭的な一部の市民だけで、その他多くの国民は再稼働を容認している。また、反原発の動きに同調する政治家をポピュリストとこき下ろすが、はたしてどうだろう。
 政府の専門家会議が行った意見公募では、2030年の原発依存度0を支持した国民が大多数を占めた。国民は核廃棄物の問題に関して目を閉ざしてきた。「トイレのない家」と指摘する反原発派の批判をよそに、原子力発電所の稼働後であっても、「何とかなる」と。改めて事実を眼前に晒された結果、国民は受忍を覚悟で将来のライフスタイルを選択したのではないだろうか。そしてこれは「民意」と解釈してもいいだろう。民意を実現するのが政治。ポピュリズムとは違うのではなかろうか。
 だが、、原子力技術の放棄は愚かなこと。現在の技術レベルでは、克服できないことも数十年後には容易にコントロールできるかもしれない。仮に一時期天然ガスやメタンハイドレートへのエネルギー転換が図れたとしても、数百年単位のオーダーを賄えるだけ。原子力との将来的な共存は避けては通れない課題。そこを見据え得た政策決定と、国民への説明が求められる。原子力利権にまみれた輩に揶揄されないためにも。

本の紹介

2012-08-27 09:07:54 | Weblog
評価=
 2008年滝川在住の夫婦が、3000万円を超える生活保護費を不正受給したとして逮捕された。またこの他に、病院移送費として約2億円を詐取した。今年7月、覚醒剤の使用で逮捕された札幌在住の男が、警察官を振り切り逃走した事件では、男は生活保護費を受給していたにもかかわらず、高級外車を含む3台の自動車を所有し、市内に複数の住居を持っていた。受給者は、医療費負担が生じないため、それを抱え込み収入源とする医療機関。大量に処方される向精神薬や睡眠導入剤を闇で売りさばく受給者、収奪の構図ができあがっている。一方今年一月で札幌白石区では生活保護申請をせずに40代の姉妹が孤立死している。その後、行政の不作為を非難する声が高まった。また今日も札幌で50代の男性の孤独死が伝えられた。制度を食い物にする者、支援を受けられないもの、このギャップには声を失う。
 先日北海道の最低基本賃金の改定が行われた。だが、フルタイムで働いたとしても生活保護の支給額を下回るものだった。さらに受給者は、医療費の免除や、加算金の制度も充実している。この矛盾を前に、受給者は増加することがあっても減少することはないだろう。根本的な精度改変が求められる。

中古車

2012-08-24 09:07:14 | Weblog
車を買った。もちろん中古、価格は驚きの35万円也。知人に出物をお願いしておいたおかげ。ご心配なかれ、ハンドルもタイヤもついている、おまけにバッテリーもビンビンだぜ。
今まで乗っていた車は10月の車検で丸13年になり、いたるところにガタが来ていた。また近年道路に散布する塩カリのおかげでタイヤハウス周辺の錆がひどくなり、スライドドアのレール基部がいつ朽ち果ててもおかしくない状態、ついでにマフラーに穴が開き、リアワイパーも動かなかった。満身創痍、耐用年数を過ぎたと判断した。
隔世の感は、灰皿がないことと、CDプレーヤーが装備されていること。喫煙率の低下によって、収納型の灰皿はすでにオプションとしてもなく、喫煙者は別に灰皿を購入しなくてはならない。CDプレーヤーが付いているのは嬉しいのだが、そもそもCDを持っていない。差し込む穴も分からない。この装備は必要なかったかもしれない。
いずれにせよ、今後長くこの車に乗ることになることから、ご挨拶代わりにワックスをかけることに。汗だくになりながら2時間。10年ぶりのワックスがけ。次はまた10年後だね。

メディアの劣化と戦争の風化

2012-08-22 09:10:07 | Weblog
 終戦の日の全国戦没者追悼式にご出席された天皇陛下のお言葉を伝えるある放送局の番組を偶然見ていて驚かされた。テロップで「先人に釣り 戦火に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と流してしまったのだ。お分かりの通り「戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し」が正しいお言葉。放送局もすぐにミスを認め謝罪訂正した。
 戦後生まれ、つまり67歳以上の方は人口比約20%までに減少した。かくいう小生も純粋な戦後生まれ戦後育ち。だが、叔父が中国戦線で戦死し、田舎の家には軍服姿の遺影が飾られていた。かろうじて小生の年代位までは、戦争の断片がわずかながら残されていたと言っていいだろう。多分テロップを完成させたスタッフたちはかなり若く、戦争との接点は希薄だったのだろう。だがそうだとしても、お粗末との誹りとメディアの劣化との非難は免れないだろう。「戦陣」「戦禍」はこの日の枕詞なのだ。
 終戦の日は、陛下のお言葉にあるように「ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い」年に一度昭和20年8月15日に戻り、風化を阻止する日なのだ。そしてメディアの責務は、正確に過去を後世に伝えること、襟を正して。今一度この日の意味を自問する契機になってほしい事故だった。

本の紹介

2012-08-20 09:09:28 | Weblog
評価=
漢方薬の効能を実証するために、その恩恵に授かる患者より、はるかに多くの犠牲者がいたであろうことは想像に難くない。多分貧民や奴隷などがその犠牲になったのだろう。投薬量によりどのような変化があるのか、数え切れぬ臨床実験?が行われたのだろう。急激に発展した西洋医学の被験者は多くの医者や学者自身だった。彼らの死の恐怖をも凌駕する衝動的な探究心がその原動力だったが、衝動性が高ければ高いほど死は近いものになった。今本には載っていないが、米国では一時、プルトニウムががんの治療薬として使用されたことがあった。それは患者の死期を早める効果は確認されたが、当然延命は全く認められなかった。わずか数十年前の出来事である。

軟球

2012-08-17 12:02:50 | Weblog
 日曜日に行われる子供の野球の試合にさえ仕事で観戦に行けない父親。折しも56~73年の間、日本の経済成長率は平均で9.1%を記録、東京では空前絶後の建設ラッシュが起こっていた。父親の職業は、高層建築には不可欠な鳶。仕事は次から次へと舞い込み、休む暇などなかった。子供たちが熟睡している頃に帰宅した父親は、枕元に野球のボールが置かれていることに気付く。初めて打ったホームランのボールだと母親が告げる。
 珍しく仕事が休みだった日の夕方、空き地で子供とキャッチボールをしているとき「あのホームランボール、父ちゃんに預けてくれないか」。訝しがる子供だったが、父親に半ば強引に説き伏せられる。
東京タワーの開業日前日。この工事に携わった父親家族が会社の計らいでいち早くタワーに上ることができた。初めて見る光景に大喜びする家族。帰り際父親が子供に耳打ちする。「あのボールな、実は東京タワーのてっぺんにあるんだ。父ちゃんがアンテナを取り付けたときに、こそっと中に入れてきたんだ。これでお前が東京にいる間は、どこに居たってあのボールを何時だって見ることができる。家の中に飾るよりずっといいだろう、どうだすごいだろう。でも、これは誰にも言うな。二人だけの秘密だ」。
 時は流れる。東京スカイツリーの開業日、父親の葬儀の際にも感じなかった寂寥の思いに襲われた。何かが確実に喪失した実感があった。そしてその原因が分かったのが、この記事を見た時だった。
「東京タワーに謎の軟球」から。

父親の職業は的屋。若い頃はやんちゃもしたが、今は夜店の金魚すくいをしている…
「中学プールに金魚」。

本の紹介

2012-08-13 12:09:15 | Weblog
評価=
日本の再三にわたる警告にも従わず、10日韓国李明博大統領が竹島に強行上陸した。度重なる血縁者の不祥事から国民の目をそらし、強い行動力を示すことで支持率回復を狙うパフォーマンスだが、どうもあの三つの国はやることが酷似している。オリンピックサッカー日韓戦の直前にやるとも筋と底意の悪さが際立つ。政府は中韓大使の召還、駐日大使への厳重抗議と最上級の怒りの姿勢を示したが、その前にメドベーチェフが北方領土の土を踏んださいも同じ対応を取っている。日本の姿勢を明確にするにはさらに一歩踏み込んだ、国際司法裁判所停止以上の反応をすべきである。甘い対応は問題にとどまらず尖閣諸島や、白樺日も波及する。それにしても森本防相が「内政不干渉」の立場からの消極発言は頂けない。真意を測りかねる。
さて、小国は常に大国間の利害関係の間隙を突き自国に有利な駆け引きを仕掛けてくる。それは日露戦争前と変わらない。

歴史

2012-08-10 09:06:53 | Weblog
 対米戦の劈頭南雲中将率いる帝国海軍第一航空艦隊は、米国の虚を突きハワイを波浪極まる北から急襲、大きな戦果を得た。現地は12月7日日曜日。多くの将兵が教会に礼拝で出かけていたために、反撃が遅れ被害を拡大させた。その時刻まだ宣戦布告の通達は米側に手渡されていない。司令官が半舷の指令を出していたとしても誰も責めることはできない。だが、ハワイの司令官キンメル提督とショート将軍は、奇襲の責任を問われ軍事裁判にかけられることになった。ウォーレン委員会はご存じの通り、ケネディ大統領暗殺事件の調査委員会。FBIがオズワルドの単独犯で事件を終結させようとしたが、事件解明のため大統領の特命で委員会が発足した。それぞれ真相究明に至ったかは別として、厳然と真実を求める、事象を曖昧なままに終わらせない姿勢が存在し。水に流すという文化がそこにはない。キンメル提督が裁判で過失と判断られ降格処分が下されたのは日米戦が終結したのち。
 国会の付託を受けて作成された311事故調査委員会報告。事故は「人災」と断じた。原発の冷却機能停止は、地震の揺れよる可能性が高く、東電が主張する津波による電源喪失に疑問を投げかけた。さらに官邸の介入が事故を悪化させたと断定した。黒川委員長らを参考人招致する動きがあったが、自民党の反対により、いまだ実現されていない。東電が一般に公開したテレビ会議の模様はわずか90分のみで、さらに社員などのプライバシーを理由に映像大きく加工されていた。たま、報道向け150分録画も映像を持ち出すことを固く禁じている。意見聴取会では「放射能で死んだ人間はいない」と厚顔無恥に電力会社の社員が主張する。
「歴史は何も教えない。ただ、学ばぬものを罰するだけだ」=ヴァシリー・クリュチェフスキー。この罰は意外なほど大きいかもしれない。

8月1日

2012-08-08 09:11:03 | Weblog
 今年もあっという間に半年が過ぎ真夏の8月に入った。と言っても、7月の下旬に少し暑い日があったものの、それ以降パッとしない日が続いている。ところで、8月1日は「肺の日」だそうだ。81はい、数字の語呂合わせだが、肺だってまさかその日が特別な日になろうとは露も思わなかっただろう。ちょっと無理がある。まだある。「麻雀の日」「牌の日」でもあるそうだ。「世界母乳の日」でもあるようだ。ご想像の通りパイ、オッパイから来ているのだろう。ここまでの短絡性はむしろ敬服に値する。多分関西人の仕業だろう。
 そしてなんと「洗濯機の日」でも。因果なのかその日に拙宅の洗濯機が黒鉛棒を差し込んだわけでもないのに自動停止し、以降うんともすんとも言わなくなった。そもそも「うん」「すん」も言っていなかったのだが。仕方なく近所のホーマックで購入、8月8日に納入される。調べてみるとその日は「おばあさんの日」「親孝行の日」。お袋は「半分出す」と言ってくれたが、この日に金をとるわけにはいかない。うまくできているものだ。いや待て。その日に生まれた三遊亭小圓朝のお得意星野屋では、最後にお袋さんに金をだまし取られてしまう。全てお袋の仕業てぇことなのか。

映像判断

2012-08-03 07:09:16 | Weblog
 東京下町石材店の二階。老婆に扮した樹木希林が壁に貼られた沢田研二のポスターの前で腰を振りながら絶叫する「ジュリーー」。このジュリーではない。「大キライだったそばかすをちょっと、ひとなでしてタメ息をひとつ」―こちらでもない。どこかと言えばロンドンでの話だ。「楽しいロンドン、愉快なロンドン」のあのロンドンではない。五輪が開催されているGBRのロンドンでのことである。
 柔道男子66キロ級に出場した日本の海老沼選手は、準々決勝で韓国選手の反則まがいの技に苦しめられながらも果敢に最後まで攻めきった。海老沼選手の優勢勝ちは疑いようもないものだった。だが、判定ではなんと韓国選手に3本の旗が揚がったのだ。会場内のブーイングは、日本応援団からだけではなく、観戦していた各国の観客からも発せられた。テレビの前の視聴者は日本コーチの鬼のような形相の抗議に誤審を確信した。試合を映像で確認しながら管理するジュリーと言われる審判委員は、すぐさま審判団を呼び寄せ、再度旗判定を指示した。その結果一転して海老沼選手の優勢勝ちに。
 現在のように映像技術が発達する以前は、至近距離にいる審判の判断に異論を差し挟む余地は残されていなかったが、今やスポーツの決定的な瞬間は、何度もスローモーションで再生され、視聴者の目を欺くことができなくなった。また、柔道においては技の複雑化、高速化はたとえ至近距離にいようとも目視での判断を困難にするほどだ。シドニー五輪での篠原選手の内股すかしを相手のポイントにしてしまった世紀の大誤審により、ジュリーが制度化された。今五輪ではこの他にも、ボクシングや体操などでも映像での検証によってポイントが変更されたり、勝敗が覆ったケースを多く目にする。国の威信をかけた競技に誤審は許されない。導入拡大は歓迎されることだ。
それにしても、結果が覆って呆然とする韓国選手とコーチ、何ともやりきれない思いだろう。「勝手にしやがれ!」と呟いたかどうか。

初級試合

2012-08-01 09:06:07 | Weblog
  29日日曜日、空拳塾鍋田先生の御発案で塚原道場さんと3道場合同で小学生低学年までの初級者を対象に大会を開催した。今回は、試合の雰囲気に慣れてもらうことと、より多くの試合経験を積んでもらうことを目的として、トーナメントではなくリーグ戦に。判定は本戦マストにし、旗の数を点数化して優勝者を決めた。また中級以上には、3人組手などの多彩な要素を取り入れた内容にしたことで、観戦されたご父兄も十分楽しまれ頂けたのではないかと思う。小生たちに課せられているのは、空手技術の向上、レベルアップもさることながら、空手人口の拡大。将来に渡り空手を愛好する人材の育成にある。そのためには、「空手が楽しいもの」「練習の成果が確認できる」と感じてもらうこと重要。そういった意味では非常に有効な大会形式であったし、今後拡大していく意義は大きいと思う。