パトス

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石川遼:スキートレ 雪山ごもりも「不安ない」

2009-02-09 09:24:04 | ニュース
男子ゴルフの石川遼(17=パナソニック)が8日、栃木・日光市でスキー合宿を開始した。昨年から始めたクロスカントリースキーに今年も挑戦。米ツアーデビュー戦となるノーザントラスト・オープン(19〜22日、米カリフォルニア州)を目前に控えながら、ボールを打つこともできない雪山に4日間こもることを選択。大胆な調整方法で肉体強化とスイングづくりを進める。

 石川がティーグラウンドからフェアウエーに向かって歩き始めた。ただし、目の前に広がるのは緑の芝生ではなく、雪に覆われた銀世界だった。練習拠点に選んだきぬがわ高原CCは、冬季はクロスカントリースキーのコースとして営業。午前中に約1時間半、トレーニングした石川は「ゴルフ場を滑ったのは初めて。道なき道をいく感じでした」と振り返った。

 「道なき道をいく」のは、今回の合宿自体も同じだ。米ツアーデビューまで残すは10日。米ツアー出場が決まる前から予定していたとはいえ、合宿をキャンセルすることもできたはず。それでも「毎年続けてこそ効果が出るものだから」と球を打ち込むよりもあえてスキーを選択した。

 ゴルフ場とはいえ、合宿中は素振りもままならない環境。以前は修学旅行などで練習できない日が続くと不安を感じていたものの「今は不安はない。それだけ体がスイングを覚えてきたのかな」とあっけらかん。ゴルフらしいことといえば、手の感覚を保つためにクラブを握ることだけだ。

 ただし、スキーをすることで養われるゴルフの感覚もある。昨年は上半身の力が重要なクラシカル走法で滑っていたが、今年はスケーティングが必要なフリースタイル走法にも挑戦。そこで大事になるのが体重移動だ。スキーを「逆ハの字」にして「全体重を片足ずつうまく乗せられないといけない」というスケーティングのコツは、「バックスイングで右足に100%体重を乗せたい」という石川の課題に共通する。「昨年から取り入れて成績がよかったから、験担ぎみたいな部分もあります」。異例のスキー調整で、米ツアーに向けて調子を上げていく。

 ≪今回の教官は元自衛隊員≫昨年は荻原兄弟らをスキーのコーチに迎えた石川だが、今回の合宿では元自衛官が教官を務める。コースのカートメンテナンスを担当する栗城和宏氏で、自衛隊には6年間在籍。20キロの装備を担いで1日20キロ歩くという訓練を経てクロスカントリースキーを習得した。初めて見た石川の滑りには「去年始めたばかりにしてはかなりうまい。難しいことに向かっていく気持ちもあるね」と鍛えがいがある様子だった。

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クロスカントリースキー フリースタイル ティーグラウンド カリフォルニア州 男子ゴルフ パナソニック
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