日々諸々

酒肆 とりふじ

スマホな人たち

2017-09-20 10:53:27 | 適当に
2年前FBにこんな記事を載せました。

毎日帰る夜更けの電車で
  1. ひとり
  2. 寝ていない
乗客は、例外なくスマホをいじってます。皆さん一生懸命です。

マリーローランサンの『鎮静剤』は「退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です」と始まり、より哀れな女性を列記して「死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です」と結びます(堀口大学訳) 忘れられたくない深夜の乗客はスマホにすがるのでしょうか。
 

この状況は今もまったく変わっていません。じゃあスマホが普及する前はみんな何していたんだろうと思い返すと、やっぱり新聞や本や漫画読んだり、音楽聞いたりしてたわけです。今はそれらがスマホで済んでしまうので、みんなスマホとにらめっこしてる異様な光景に見えるのでしょう。

でも昔は、ぼーっとしてたのか考え事してたのかわかりませんが、何もしていな人も結構いたのは確かです。近年深夜の電車ではそういう人たちをほとんど見かけません。最近のスマホな人たちを見ると、私は「大海を前に小石や貝殻で遊んでいる子供」を思い浮かべるのです。いいとか悪いとかは抜きにしてね。そして・・・何もしていない人の中には大海に思いを馳せている人もいたのではないか、と。

先日家族と帰ってきた子供、子供の幼なじみの女性と彼女のご主人の6人で食事しました。そのご主人、食事が終わりに近づくとスマホを取り出し、何やら始めました。最初は仕事のメールのチェックかと思ったのですが、ゲームだったのです。

彼の妻と違い、そう付き合いがあるわけでもない親の年代の人に食事に誘われ、話題が合わなくて退屈だったのかもしれません。スマホを女性のほうにやんわりと注意すると、家でもそうだとの返事です。

私は腹を立てる気力もなく、というか、彼が非礼だとかはどうでもよく、ここにも「大海を前に小石や貝殻で遊んでいる子供」がいると思いました。


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