遠い昔の元旦には、ことさら力をいれて
なにか受けそうな記事をアップするよう頑張ったものです。
今はもはやそんな気力もなく
たまには新年のご挨拶でも、と思ってキーを叩いています。
おかげさまで今のお店も、3月には開店9年目を迎え
過ぎゆく時の速さに驚きながら
どうにか続けてこれたのも
みなさまのご愛顧の賜物と深く感謝しております。
本当にありとうございます。
信じてもらえないかも知れませんが
実はこう見えても私、正直、仕事が好きなのです。
今年は、月曜日から土曜日まで
毎日営業しようとしてるくらいですから。
なぜ仕事が好きかというと
もっと多くの人に
もっともっとワインの素晴らしさを知っていただきたいからです。
でも
いうべきでないと十分承知したうえで敢ていいますが
ワインが好きを自称する人に嫌な奴が多いのも事実です。
あんたたち、そんないいワイン飲みたがってどうするの?
当店はそういったワイン好きに受けそうな
いいワインはお出しできませんが、十分美味しいワインを
そこそこの値段でお出しできたらと思ってやってます。
もっともっとワインの素晴らしさを知っていただくには
ワインを特別な飲み物にしてはいけないと思うからです。
話は変わりますが、最近街を歩いていて
知り合いに会うことがめっきり少なくなったと感じます。
以前は、街を歩けば3日に1度は知った顔に会い
立ち話や茶飲み話に花が咲いたものですが。
思えばそれは、お客さまが減っているということと
同じことなのでしょう。
私は歳をとり、知り合いも、お客さまも同じように歳をとり
お互い外出が、飲みに行くことが億劫になってきた。
結婚して子供も生まれ、以前のように遊んでる場合ではなくなった。
かくいう私も、いまさら若い人たちと新たに知り合うのも億劫だし
歳をとって頑固になり、自ら進んで新しいことを受け入れなくなった。
変えなければいけない、変わらなければならないと
わかっていても変えられない、変われない。
既得権や、つまらない美学にしがみついて
むしろ変わらない自分、こだわり続ける自分に固執する。
それは私のみならず老人の増えたこの国もおんなじ、という気がします。
最近「老兵は死なず。消え去るのみ」ということばが
しばしば脳裏に浮かんできます。
お店は消え去るだけですが、この国は、どうなるんでしょう。
当店もこの国も、大変な1年になりそうです。
(大変というのは世の中大きく変わってるのに
自分は変われないということなんですね)
なんだかんだいいながら
結局「今年は」っていう話になってしまいました。すいません。
新年は4日から営業です。
1月9日(成人の日)は休業いたします。