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豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

株価指標としての日経平均株価

2017-05-02 10:22:02 | 株・いろいろ

 改めて言うまでもなく、

 日経平均株価とは、東証1部企業の中の225銘柄の「単純平均株価」なのですね。

 単純平均とは、225銘柄の株価を足して225で割った値です。

 ただ、ある銘柄が分割などをした時には権利落ち分を修正しますので、

 分母(恒常除数といいます)は225から権利分を調整した額になり小さくなりますが・・・

 225の銘柄の規模(発行済み株数)に関係なく、

 225銘柄の株価の合計 ÷ 恒常除数 で計算します。

 なぜ、今更この問題を取り上げたかと言いますと、

 昨日の東京エレクトロンが1730円高したからです。

 同社は225銘柄の中の1社ですが、1社で1730円高が日経平均株価に与える影響は大で、

 昨日の日経平均株価は114円近く上げていましたが、

 そのうちの65円程も東京エレクトロンが押し上げたのですね。

 これほど極端ではありませんが、単純平均株価特殊性?が

 時々でますので、改めて。