改めて言うまでもなく、
日経平均株価とは、東証1部企業の中の225銘柄の「単純平均株価」なのですね。
単純平均とは、225銘柄の株価を足して225で割った値です。
ただ、ある銘柄が分割などをした時には権利落ち分を修正しますので、
分母(恒常除数といいます)は225から権利分を調整した額になり小さくなりますが・・・
225の銘柄の規模(発行済み株数)に関係なく、
225銘柄の株価の合計 ÷ 恒常除数 で計算します。
なぜ、今更この問題を取り上げたかと言いますと、
昨日の東京エレクトロンが1730円高したからです。
同社は225銘柄の中の1社ですが、1社で1730円高が日経平均株価に与える影響は大で、
昨日の日経平均株価は114円近く上げていましたが、
そのうちの65円程も東京エレクトロンが押し上げたのですね。
これほど極端ではありませんが、単純平均株価特殊性?が
時々でますので、改めて。