シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

私はお金を愛しています

2007年09月27日 | Weblog
どうも!お金大好き!!
金の亡者のシュルイ店長です。
どれくらい好きかというと、この様なモノを売るほど好きなのです。
(画像に写っているのはシールとピンズ。クリックすると大きな写真が見られます)

「I MONEY」

皆さんにもお金の素晴らしさを知っていただき、
かつ亡者となってもらいたい。
日々そんな事を思っておる次第ですが
全くもって最近はけしからん世の中になってしまいました。

あろう事かどこぞの役場のトイレやゴミ捨て場に大金をほっぽらかして
しかも持ち主が名乗り出ないというニュースを頻繁に耳にする。

「捨て金」である。

「捨て犬」「捨て猫」はポピュラーであったが、
どうもセレブの間では「捨て金」などという愚行が流行っている様だ。
(きっとパリス・ヒルトンか、そんなあたりが始めたのだろう)
お金がいっぱい過ぎてジャマだわ!!とか言って。

犬も猫も最近ではワニなんかも小さい頃はカワイイからと
飼い始めてみたものの、大きくなると、だんだん世話も大変で手に負えなくなる。
それで飼い主の責務を放り出し、捨ててしまうのである。

お金もまさにそんな無責任な飼い主の被害者なのだ。
100円、1000円の頃はカワイイものだが
100万、10000万となると銀行に預けられないし
(黒いお金?)
かといって家に置いておくワケにもいかぬ。

だからと言って捨てるなんて!!!

そんな困ったお金が今もどこかで発見されるのを待っているかと思うと
私は胸が痛む。
我が家にくれば、精一杯世話をしてやり、
いつまでもかわいがって大きく育つのを見守ってやるのに・・・・

・・・と、言いたいところだが、お金の方はどうも私をあまり好きでないらしい。
気が付くとどこかへ行ってしまっているのだ。
特に月末になるといなくなる。
あんなに世話してやったのに、全く恩知らずなお金である。

しかしいつか、帰ってきてくれるのでは・・・・。
いつもの様に帰宅してポストを見るとあの小さかったお金達が大きくなり
札束となって茶封筒に入って帰って来てくれるのでは、と。

そしてまた、一緒に楽しく暮らせる日がやってくるのではないかと私は夢見ている。

ねじ式ダースベイダー

2007年09月21日 | Weblog
写真はダースベイダー蚊取り線香立ての箱のイラストの一部。
口の下にねじが付いてる!!
(クリックすると大きな画像が見られます)
この蚊遣りとクッションはゲームの景品だったモノです。
もちろんライセンス品なんだけど、通常市販されている玩具メーカーではないから
イラストもテキトーなのだろーか?
などと思ったが、調べてみるとダースベイダーのマスクには確かにねじがありました。
たいてい、フィギュアなどには銀色のペイントがポチポチっと施されているのみで
こんなにクッキリねじが書いているものは初めてだったのでビックリ。
ダースベイダーはねじ式。

おおそうじゃ。
「ねじ式」と言えばつげ義春。
(ちなみに「おおそうじゃ」というのは「ねじ式」の中のセリフです)
10年以上前につげ義春のゲンセンカン主人が映画化されたのだが
近くで上映されなかったため、銀座かどっかの名画座にわざわざ観に行った。
単館上映だったのだろーか。
主演は佐野史郎。
つげ義春のファンらしいです。いかにも!!!!ですね。
しっかし映画の内容は全然覚えていないな~。
「つまんなかった」という記憶のみ!!残っております。
いや、厳密に言うと売店で都こんぶを買ってず~~っと食べていた記憶もある。

・・あれ?結局、映画のコトは全く覚えてないか(笑)

全国ロードショーじゃない映画というのは、
やはり比較的面白くないものなのかもしれません。

需要が無いというか、万人に受け容れられにくいというか。

と、まぁそうすると巡り巡ってジョージルーカスはスゴイねぇ~!!
というコトになるワケですが。

ところで地上波のTVで放映される映画が
いっつも同じよーなのばかりのよーな気がします。
昔はもっと色々やってたような・・・・。
今は衛星放送やビデオ、DVDの普及で様々な映画が手軽に観られる様になった分
テレビのゴールデンタイムにやる映画はコアな志向よりも
なるべく万人受けする作品を選ぶのかしらん。

そう言えば今夜はテレビで「火垂るの墓」やりますね。
毎年必ずやりますな。
ま、この作品の場合は「戦争の悲惨さを忘れないようにしよう」という
意味があって、娯楽としての映画とは異なる部分もあるのでしょうが。

また己の昔の話になりますが、バス旅行の添乗員の仕事をしていた頃。
バスガイドさんは道の説明などは往きのみで
帰りは同じ道だし、静かに寝ていたいというお客さんも多い為、
大概は映画のビデオを流すのです。
これもまた、当然のコトながら地上波のゴールデンタイムよろしく
無難な作品が多く、圧倒的に「寅さん」が多い。
・・・のだが、ある日のツアー帰りは40代くらいのベテランガイドさんが
「火垂るの墓」をかけて、ただでさえ静かな帰りの車中が
更に静かになってしまった。

っていうか、しんみりしてしまった・・・・。

いやぁ、「火垂るの墓」は良い映画ですよ!
でも楽しい旅行の帰り道で戦争孤児の話はいかがなものか。
うかれて出掛けた自分を反省しちゃうよ。

お客さんの「えっ!このチョイス!?」という空気漂うバスの中
「私~この映画の選択には何も関与してません~~」と、心の中で訴え
ひたすら自分の存在を消しながらじっと座席に座っておりました。
(入社1年目だったのでベテランガイドさんに意見する勇気がなかった)

せっかくなのでついでに「火垂るの墓」の感想分。
ラストシーンで、主人公が妹節子の遺体を焼いた丘から見える風景が
ビルの建ち並ぶ豊かな現代の夜景に変わる。

そのシーンを見る度に、
戦争ってほんの少し前の出来事だったんだなー、とか
こーゆー悲しい出来事の上に、今の日本の繁栄があるのだろーか、とか
この豊かさも、ひとたび戦争に巻き込まれたら
あっという間に消えてしまう様な、はかないものなんじゃなかろーか、とか
実際は今も戦争とか紛争とか絶えなくて、苦しんでる人が沢山いるワケで
主人公の兄妹みたいな子達が世界中にいるんだなー、とか
豊かさの象徴であるビル群は何かを犠牲にして建ってるのかなぁ、とか
複雑な気分になります。

どーにもこーにも悲しい映画なので見始めても
耐えられず、ついついチャンネルを替えてしまうけど、
ラストだけは比較的見てます。
皆さんもラストを見て、もや~~~~~っと色々考えてみて下さい。

遊びの達人は地元商店街の祭りで楽しむ(笑)

2007年09月15日 | Weblog
17日(月)はシュルイのある通り、芝本町商店街祭りがあります。
三島信用金金庫のPにて「味の匠市」、Wiiや吉田カバンが当たる抽選会、野菜市などの、ほのぼのイベント。
昔からある店って意外に入ったコトないトコが多いんじゃないでしょ~か?
「味の匠市」は商店街の11店舗が時間限定で
人気メニューをお安く販売いたします。
こーゆー機会に試してみては~?

12時からは「この祭り、乱れ咲き」でもお馴染みのイカしたバンド、
アイリッシュ音楽のgigglegigが演りますっ。
他には子供しゃぎり、手品、フラメンコ、日大ジャズ&フュージョン研究部が出演。
日大のも乱れ咲きに出てる子達かしら?
(同じ部でも色んなバンドがあるらしい)
どっちにしても楽しみだな~。
って、店があるから聴きに行けないかっ!?
や、でもこの日は助っ人頼むから、バンドの時間は行けるかも・・・・
フフフ・・・。

シュルイは全品10%オフ!!セール品も更にオフ!!
もちろん17日限りなのでそこんトコ4649。

お祭りは11~4時まで。雨天決行。

あっシュルイの10%オフは閉店の8時までです。

連休最後の日はこんなイベントでまったりしてはいかがでしょ~か?

私は地元の新鮮な野菜が買える野菜市を狙っとります。
生活感丸出し!!

本気のヨガ ~マジソンバッグは今いずこ?~

2007年09月14日 | Weblog
ヨガ、相変わらず流行ってますね。
私も家でやっとります。
身体が伸びるというのは、なかなか気持ちが良いですよ。
手軽に出来るし。
あっ、でもマットは必要ですね。
ポーズによっては畳やじゅうたんでは痛いです。
シュルイでもヨガマット売ってます♪
お買い得ヨガマットはこちらっ

さて、歳で基礎代謝が落ちたせいか、肥えてしまったので(元々肥え気味ですが)
もっとちゃんとやろーかなーと思い、図書館で教本を借りてきました。
もちろん、今までも本を見ていたのですが、
もっと色んなポーズがしたい!!と思ったのです。
そして一番本格的な一冊を選んだのであります。

画像はその本の中の写真。
(クリックすると大きな画像が見られます)

それまで見ていたヨガの教本やDVDはすべて
「私はロハスを実行してます」みたいな女性がモデルや先生だったのに
オッサンがパンツいっちょでポーズをとるこの
「NHK趣味入門 ヨーガ」に私は魅了された。

ヨガに限らず、大抵のものは流行ると女子供に媚びがちであるが
この本はそんなチャラチャラした空気を吹き飛ばす
本気の空気を感じました。

ま、発行年が1999年なのでまだソレほど流行ってなかったのかもしれませんが。

ヨガではなく、「ヨーガ」。
おしゃれヨガではなく、本気のヨーガ。

著者の番場一雄先生は23年間に渡り、ヨーガとインド哲学を学んだそうである。
もちろんインドの地でも学んでいるという頼もしい先生なのです。

本の中で、先生は呼吸ウォーキングなるものも紹介していて
その写真はジャージを着ています。
ジャージのズボンの下についてるゴムをきちんと足に掛けて。

その姿を見ると学生時代の体育教師を思い出す。
ところで、何で体育教師はみんなワガママなのだろー。
運動部は上下関係厳しいからなー。
何でもハイハイと言う事をきく生徒に囲まれていると
いい気になってしまうのでしょーか。

今はそうでもないのでしょーが、私が中学生の頃は
運動部は顧問も厳しいが、それ以上に
まーーーーー先輩が厳しかったものです。
私自身、小学校高学年から中学生のあたりは
まーーーーー生意気だったものです。
ずーっと同じ世界で生きてきて、少々知恵がついたり
異性を気にしてみたり、大人ぶってみたりする頃ですからね。

高校になると、別の町や市の子達と出逢ったり
精神的にも少しは大人になってりして、また変わって来るんですが。

中学に話は戻りますけど、そーいうワケで中学も2年3年になると
女子は生意気盛りMAXを迎えます。
と、同時に命令に従ってくれる「後輩」が出来る。

注※男子はよくわからないけど、多分思考回路は小学生で止まってます(笑)

文化部はのんびりしていたけど運動部は全体的に厳しく
私は更にその中でもキツイ先輩が多い部に所属しておりました。
その部には「すいませんでした」を略して「せっした」というアホ語があり、
後輩は何かっつーと先輩に「せっした」「せっした」と謝ってばかりいたものです。
目が合っただけで「せっした」。
実際、目が合って何も言わないと
「睨んだ」「生意気」と後で怒られるのであった。
困ったもんですね(笑)

当時は部活中には水を飲んではいけないというのが定説でしたな。
更にその部では練習が終わってからも先輩が帰らないうちは
後輩は水を飲めないというよくわからない決まりがあったな~。

もう先輩が帰っただろーと思って水飲み場に行くと、
まだいやがって「せっした」と言いつつ
心の中で「早く帰れよ」と呪ったものです。

部活は、中学の体育館の他に小学校や町の体育館を使う時があり、
そーいう時は自分の荷物とボールが入った大きいバッグを持ち、
徒歩で20分程の距離を1年生は歩くのではなく、走らなくてはならないのでした。

ちなみに自分の荷物は教科書などが入ったキャンバス地のカバン。
しかも男子も女子も同じようにナナメ掛け。
学年が上がったりヤンキーっぽい子はストラップ長めです(笑)

そして、サブバッグは「マジソンスクエアガーデンバッグ」!!
数年後、そのバッグはずっと前に流行り、
一般には既に廃れたバッグであると知り、さすがイナカの中学だと笑ったものだ。
当時はフツーにみんな持っていた。
これもやはりヤンキーっぽい子は薄いタイプを持っていたりする(笑)

ま、そんな大荷物の女子中学生が公道を体操着とブルマで移動。

もう一度書きますが・・・・

ブルマで移動。

何なんでしょうね~。

すぐに練習出来る格好ということで、先輩は上は体操着、下は制服のスカート。
1年は「部活前の移動にスカートを履くなんて生意気」というコトだったのでしょーか。
人や車の往来が少ない道を通ってましたが、
たまたまサラリーマンがいたりすると恥ずかしかったな~~。

他にも、今では理解しがたいルールが数多くありましたよ。

日曜の部活の帰り、先輩が珍しく優しく話しかけてきたと思ったら
好きな男子の名前を無理矢理言わされたりしたものです。

本当に嫌な先輩がいっぱいいましたね~~(笑)
今頃、気に入らないママ友をいじめて遊んでるかしら~。

六ヶ所村ラプソディー

2007年09月02日 | Weblog
「六ヶ所村ラプソディー」という映画を観てきました。
青森県六ヶ所村に出来た、使用済み核燃料再処理工場をめぐる人々のドキュメンタリー。
本格稼働は11月からの予定。既にここで働いている人は沢山いるけど。

「使用済み核燃料」というのは原子力発電所で出たゴミ。
そこからウランとプルトニウムを取り出す。
取り出したプルトニウムから、また原子力発電をするというのだが
その発電所は開発中で、50年後に出来るかどうかわからないらしい。

結局は、今ある原発を肯定する為の施設?

で、ウランはというと戦争で使われている劣化ウラン弾の材料にもなっているという。
劣化ウラン弾からは放射能が出る。
攻撃された地域では白血病が増加している。
被害にあうのは一般市民だ。
戦争なんてやめてくれと言ってる人でも被爆すれば白血病になる。

放射能に限らないのだろうが、毒性のあるものには体内に入っても
これくらいなら大丈夫(それも疑わしい場合があるが)という基準値がある。
しかしそれは大人の場合。
子供は小さい。
体内の浄化作用も小さいだろう。
それに加えて、子供というのは日に日に大きくなる。
これがどういう事かというと、
体内に取り入れたものが身体の一部となり、蓄積されるという事。

だから白血病になるのも、子供が多い。
子供よりも赤ちゃん。
赤ちゃんよりも胎児。
放射能は遺伝子を汚染して病気や奇形が増える。

アメリカの調査では、原発を閉鎖した周辺地域では稼働していた時期よりも
胎児や乳幼児の死亡率、ガン発生率が大幅に減少したという。

そう言えば原発の周辺地域とそうでないところを比較した健康調査というものは行われているのだろうか?

再処理工場は、原発から出る放射能の1年分をなんと1日で出す。
365倍。

世界に今ある再処理工場はイギリスとフランスのみで、
イギリスのは確か放射能漏れ事故があり、じきに閉鎖するらしい。

イギリスのセラフィールドという所なのだが
白血病の発生率が通常の10倍なのだそうだ。

再処理工場が造られても、目に見える被害が無い時は経済や雇用の問題もあり、
ほとんどの人は放射能汚染に関しては他人事だ。
しかし白血病の増加などにより、声をあげる人が増えたらしい。

でも公的には、再処理工場と白血病の因果関係は認めていない。

廃棄物は空と海とにバラまかれる。
海の中には奇形の生物が沢山いたとセラフィールドの漁師は言っていた。

六ヶ所村やその周辺の地域にも当然、海産物や農作物がある。
工場稼働後は、それらを今までと同じように購入し、口にすることが出来るだろうか?

原子力は夢のエネルギーだなどと言う人がいるが
その本当の理由は大きなお金が動くからなのではないだろうか?

再処理工場が出来る事で、雇用先が出来て助かっている人が大勢いるのは確かだ。
しかしその反面、漁業や農業はますます苦しくなるだろう。
何も知らずに産まれた子供に先天性異常や難病が増える可能性は大いにある。

今は国も電力会社も「安全だ」としか言わない。
かつての水俣病でも、何も問題は無いと言って工場の廃棄物を海に流した。
「安全」だったはずなのだ。

雇用の問題は深刻だ。

しかし、将来、使えるかわからない(使えても危険に変わりは無いが)ものを
取り出す工場を莫大なお金をかけてやるよりは
クリーンエネルギーを普及させる研究や施設の建設に当てる方がよほど良いのではないか?

それに現在世界的に見ても非常に食糧自給率の低い日本で、
もっと農業や酪農や漁業を活性化させる方が将来的にも良いし
それらとクリーンエネルギー事業を絡めて、観光業につなげる事も出来ると思う。

国や大きな企業は、なしくずし的に原子力事業を進めている。
多くの人はそれには逆らえないと思っているが本当にそうなのだろうか。

六ヶ所村の工場の11月の稼働をなんとか食い止めようと頑張っている人達がいる。
何を指示するか、選択するか、行動するか、
それは国でも企業でもなく個人個人なんだよなー。

私は原子力発電は過去のものだと思う。
エネルギーを無限かのように使う便利すぎる生活も過去のものだと思う。

みんなが「ちょっと不便でも良いじゃん」って思うことが一番大切なのかも。