鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2014.6月取材旅行「海老名~河原口~厚木~愛甲石田」 その1

2014-06-23 05:23:09 | Weblog
前月は、さがみ野から海老名までを歩きました。途中、大山街道を赤坂から古東海道へと左折し、「お銀さま」(佐藤まち)が嫁いだ大川家がかつてあった小園(綾瀬市小園)へ入り、「お銀さま」のお墓や大川家の跡地などを訪ねました。崋山が25年ぶりに「お銀さま」と会う感動の場面が展開された大川家の跡地は、現在、JAさがみ早園支店になっていました。『游相日記』のクライマックスの部分ですが、しかし、これで『游相日記』は終わりではなく、もう一つ最後にクライマックスが展開されます。その舞台が厚木宿天王町の旅籠「万年屋」。今月の取材旅行は、海老名から河原口を経て相模川を渡って、その西側にあった厚木宿界隈、および「万年屋」跡地を訪ね、それから大山街道を大山へと向かって小田急線の愛甲石田駅まで歩きました。以下、その取材報告です。 . . . 本文を読む