鹿嶋春平太チャーチ

解釈自由原則で聖句を吟味している教会です。YouTube「ヨハネ伝解読」の動画とあわせご覧ください。

=「歴史展開」大枠理解に必須な第一歩=

2017年07月13日 | 随想

 

 
歴史展開の大枠が事前に決定されているならば、どういうものになるだろうか、鹿嶋の解読を述べましょう。
 
途中で「異端!」なんて叫ばないでくださいね。
 
鹿嶋は自由吟味主義者です。
「個人の聖句解釈自由の原則」に立って、思うままをのびのびと考えるのを楽しむ主義ですので、楽しませてください。
 
その際、鹿嶋は量子物理学(力学)の概念を援用します。
 (その概略は前の記事に述べています)
 
最新の物理理論として出現してくれた量子論は、まさに「聖句と物理事象をつなぐブリッジ」なのです。
 
 
 
 
<TVを創る側>
 
さてまず、「歴史展開を」決定をする主体を確認しましょう。
それは創造神、創る側です。
このことをきちんと確認するのが第一歩です。
 
そのために、我々被造物の世界での、TVシステムについて、あらかじめ考えておきましょう。
 
+++
 
TVを作る場合、人間はまずそのコンセプトを想い描きます。
 
家にいながら音付の動画が見られる箱のようなものがあるといいなあ、とまずイメージする。
 
そしてつれづれなるがままに、それを具体的に設計図にブレイクダウンして描いていきます。
 
次いで、それに沿って、部品を作り、組み立てて、テレビ受像機を出現させます。
 
(テレビ局側の設備は、話を簡明にするために、もう出来ているとしましょう)
 
+++
 
この時、人間は「創る側」です。 TVセットは「創られる側」です。
 
人間は、自分の意志のままに、設計し、部品を造り、組み立てます。
 
そのとき部品さんもなされるがままです。
 
「あんた、ここんところを、もうちょっとこんな風にできない?」なんていいません。
 
創る側の人間に対しては、被造物はそういうことは言わないし、言えない。
 
創る側にすべてを決める権威があるのです。
 
 
 
 
 
 
<創造神と被造物に於いても>
 
創造神と被造物の関係も同じです。
 
創造神の側がすべてを決めるのです。
 
歴史展開を事前に決めるのも、創造神が100%行うのです。
 
+++
 
その際、創造神はどのように決定し造るか?
 
聖書のなかの言葉は、それを知る手がかりを我々に提供してくれています。
  
そしてその重要な手がかりは、「創造神はどんな方か」のイメージです。
 
 
 
<「いのち」(量子)波動の源>
 
聖書の全体がまず醸し出すのは「創造神はいのちという量子波動を常時全空間に放射している」というイメージです。
 
創造神は「いのち」という量子波動の源なのです。
 
いのち波動は建設志向の波動です。
(後に「死の波動~破壊志向の波動~」が出てくると、その意味がハッキリします)
 
創造神は「いのち波動」に満ちた源であって、全身喜びに満ち、幸せに満ち、自己への愛と他者への愛にも満ちています。
 
自らは、すべてが満ち足りた方です。
 
だから、自分自身に対して新たになすべきことは一つもありません。
 
 
 
<最愛の存在は御子>
 
その創造神が最も愛する他者は、ひとり子である御子イエスです。
 
創造神は、後に創造する被造物・人間も愛していきますが、その愛は、御子への愛に勝ることはありません。
 
(後に創造神と御子は「我々に似せて人を創ろう」としますが、それには「自分たちの愛情関係に似せて」というのも含まれています。だから人間は「わが子を最も愛すようにできている」というのが、聖書の論理です)
 
それは、次の聖句にも現れています~
 
・・・・・・・・・・・・・・
「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ」
(マタイによる福音書、3章17節)
・・・・・・・・・・・・・・
 
 
これは、イエスがバプテスマを受けたとき、天から下った声の記録です。
もう一つあげましょう。
 
・・・・・・・・・・・・
「これはわたしの愛する子。(モーセ、エリアでなく)彼の言葉に従え・・・」
(マルコによる福音書、9章7節)
・・・・・・・・・・・・
 
これはイエスが高い山に、三人の弟子、ペテロ、ヤコブ、ヨハネをつれて登ったときに、天から下った声の記録です。
 
このときイエスの衣は純白に変容し、そこに預言者として死んだモーセとエリアが現れました。これをみたペテロが、「この山のここに(記念に)幕屋を三つ創りましょう」といった。
上記聖句はそのとき天から下った声の記録です。
 
ここでペテロは、三人を不思議が現れた存在として同等に拝するようにしようとした。
これにたいして、天からの声は、「イエスの優越」を伝えているのです。
 
+++
 
だから、創造神が被造界を創造するのは、なによりも最も愛する御子のためなのです。
 
天国という被造空間を創るのも、何よりもまず、御子のためです。
 
御子がそこに住み、王として統治する空間(被造空間)を造るためです。
 
それが天国(天の創造神王国)です。
 
天国は被造空間であり、その大きさは有限です。
 
これは一つの巨大な球体をイメージしたらいいでしょう。
 
 
 
 
 
<御子の王座を創る>
 
創造神は次にその天国の一角に、自分の名を置きます。
 
そしてその右(最も大切な場所、の意味)に、将来御子が王として座す王座を造ります。
 
+++
 
・・・事前に決めて造られていく被造物は、まだまだありますが、今回はこれくらいにしておきましょう。
 
新しい考えを導入するときには、一度に沢山示すと、身につきがたくなりますから。
 
 
 
 
 
<創造神の身になって聖句を見る>
 
ただし今回は、次のことを把握しておきましょう。
 
聖書の世界イメージを適切に得るには、「創る側である創造神の立場に立ちきって」すべてを認識しなければならないこと~これです。
 
これは「あ、そうですか」で済ますべきことではありませんよ。
 
「創る側の立場に全面的に立つ」というのは、創造神に同一化してこの方を追体験理解することです。
 
被造物である我々には、これが想像以上に難しいのです。
 
+++
 
一つには我々は、生まれてこの方、神様とイメージするもの(在物神)に、仰ぎ見る意識でもって対してきているからです。
 
これが聖書の記述を追う場合にも、なかなか抜けきらない。
 
+++
 
だがこれは、在物神に対するときの姿勢であり、感覚です。
 
聖書の神は、万物を創造した創造神です。
 
「下から仰ぎみる在物神感覚」が混入してきたら、聖句認識は出発点からゆがんでしまいます。
 
創造神の立場に100%立ってものごとをイメージするのは、聖書の論理を正しく理解する必須条件です。
 
それは鹿嶋にももちろん、簡単に保てる姿勢ではありません。
 
テレビセットを持ち出したのは、鹿嶋自身が、創る側の立場にたつ練習を繰り返すためでもありました。
 
この話は続けましょう。
 
 
=「歴史展開」大枠理解に必須な第一歩= ・・・完)
 
 
 
 
 
 
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