週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

碁が打てるようになる100の方法

2007-03-06 16:46:14 | 雑務・つる(長野/水瓶座)
題名はずいぶんと偉そうですが、
そのうちの一つの方法。かな

友達の話なんですが。
友達は小学生の頃、母親に、
「あんたは落ちつきがないんだからっ」と近所の碁会所に放り込まれたそうです。

碁盤を挟んで先生と向かい合わせ。

先生。無言。
……………。
友達。無言。
……………。

これが延々と二時間くらい続いて、先生「じゃ、今日は終わりです」。
しかもそれが一日じゃなく、数ヶ月…。

そんな事が続いたある日、友達は考えました。
『この点(星)は、なんだ?』と。
そしてそこに打った日から、友達の囲碁人生がスタートしたそうです。
その後も、先生は何も教えてくれないけど、
「石をつなげるんだ!」「囲えばいいんだ!」と悟り(?)を開き、
友達は自然に定石とかを身につけていったとか。

さすがは小学生ですよね。
年取って、脳みそが固くなってくるとさすがにそうはいかなそう…。
羨ましい囲碁習得法のような気がします。

さて、その友達というのは、わが編集部のコトちゃんのことです
この先生とコトちゃんの逸話は他にもあって、
「私の長考中、先生が寝て、まだ私が打ってないのに起きた先生がまた打った」、
「先生が寝てる間に、私が二手打った」、
「先生はお菓子と間違えて碁石を口に放った」とか。
子供時代の習い事って、懐かしい記憶がそのまま残っていますよね~。

でもこれらの話、
「『囲碁 ちょっといい話』を募集するけど、なんかそういう思い出ある?」と、
聞いたときに話してくれたんですよね…
まぁ、自分が二手打てるのは、ある意味“いい話”なんだけど…

1500号で、皆様の『囲碁 ちょっといい話』をご紹介する予定です。
囲碁を通して思い出すエピソードを編集室までお送りください
(募集の詳細につきましては、現在発売号の16面下部をご覧ください
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1 コメント

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Unknown (TH)
2007-03-08 02:02:53
我が家の場合は 近くの公民館であっていた囲碁の教室に息子と二人で習いに行きました。親子教室だったので 息子はただ 子供を連れて行かないと恥ずかしいという親の見えにつきあわされた訳です。だから 当然 やる気がなくて 先生が 宿題で出した詰碁も解かなくて私が一人で解いてました。このままでは やめる と言い出すと思った私はゲームをやらしたのですが そのおかげか 最初の大会で優勝することができました。その後 張り切って 碁会所に行くようになり 10級に上がった頃 周りの薦めもあって 公民館の時の講師の先生に習うことになりました。しかし 先生と棋力が違いすぎて すぐ殺されてしまって勝負が終わってしまうし 言っていることがちんぷんかんぷんらしく なんか やる気がないのが みえみえで 先生に失礼なので やめさせようかとも 思いました。そういう息子を見てきたので 碁会所に放り込まれて じょじょに強くなってきたなんて すごい!!と思います。(最近 やっと 先生の言っていることが 勉強になると 言うようになりました。息子が囲碁を始めたのは小5なんですけど……。)

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