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さすがの出来栄え!「燃えよ剣 上・下」by司馬遼太郎

2017年07月16日 | 小説・マンガ
〜幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。
武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。
「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。「BOOK」データベースより


自称「小説好き」と称しながらも、初『司馬遼太郎』ですf(^_^;

僕は幕末の英雄の中では新撰組びいきで、特に土方歳三が大好きです。

早乙女 貢の「新選組斬人剣―小説・土方歳三 」は読んだんですが、司馬遼太郎作品を初めて読むに当たって、『竜馬が行く』よりも(なんせ単行本で8巻組なので(^^;) こちらから始めました。

誰でも知っている幕末の歴史の1ページで、土方歳三がどのような最期を迎えるかということがわかっていても「もしかしたら勝つんじゃないか?」と思わせるような素晴らしい書き方です。

映画「ラストサムライ」でも描かれていたように、明治維新によって、時代に置き去りにされていく武士、武人達の凄まじい生きざまです。

特に土方歳三は、「鬼の副長」と呼ばれた通り、人に厳しく、そして自分にも厳しい人であったようです。

僕は人にも甘いですし、自分にはもっと甘々ですから、土方の爪の垢を煎じて飲まなあきませんねぇf(^_^;

いずれにしても、司馬遼太郎氏の文章は、とっても読みやすく、時折挿し込まれている解説も明確で、無駄がありません。

色気のあるシーンも描かれているんですが、非常に淡白で美しく、いやらしさがありません。

全く無駄がないというか、余計な贅肉を削ぎ落とした快作でした!

★★★☆3.5です。
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