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芸術祭十月大歌舞伎・夜の部@歌舞伎座

2016-10-30 | 歌舞伎

今月の歌舞伎座は、「八代目中村芝翫襲名披露公演」。

無事に楽日を終えられたようで、来月も引き続き、襲名披露されます。

 

恒例の祝い幕は……、やや微妙。

いつもと雰囲気がまるで違い、私の周囲でも客同士、ヒソヒソと品評されてましたねぇ。

幕間に2階ロビーに行き、展示されている幕の箱の傍らにデザイナー名を見つけ、納得。

現代感覚を持ち込むのは、あの横広い大きな舞台ではどうなのか?

 

夜の部の「口上」は役者が勢揃いして祝辞を述べるもので、襲名公演では絶対に見逃せない一幕です。

今晩、NHK教育テレビでも放映していましたね。

 

テレビで再度「口上」だけ見ると、「私が行った日に録画したの?」と思うほど、全員が同じ話をされていました。

以前、歌舞伎仲間の方から「歌舞伎にアドリブはないのよ」と教わり、おふざけのようでも必ず事前にやることが決まっているとか。

とすれば、大事な「口上」なので、各人が思い思いに考えるのでしょうが、毎日変えるわけはないのでしょうね。

 

ただし、NHKでは菊五郎の口上は一部カット。

新芝翫の公演前の騒動をおちょくっているのが、NHK的に不謹慎なのかもしれませんが、下品に話しているわけではないのに

カットしなくてもなぁ~。

客の笑い声が少しだけ入っていました。

 

「毎日、奥さんに怒られ……」と公演中の25日間ずっと言われ続けると、冗談とはいえ、ご本人は結構しんどかったでしょう。

しかも、同時に襲名した3人の息子が傍らに座しているので、父親の威厳も何もあったもんじゃないよね~。

ちょっと気の毒と思いつつ、菊五郎に笑わされてしまいました。

 

で、肝心の中身ですが、メインの「熊谷陣屋」の芝翫@熊谷直実は「芝翫型」といわれる義太夫狂言で、

他の役者が演じるときとの違いに、ところどころ気づけました♪

最後、花道使わないんだ!

 

でも、やっぱりこの芝居は長い、長すぎる。

襲名披露狂言ということで、重厚な演目にするのは分かりますが、歌舞伎界ではまだまだお若い新芝翫。

歌舞伎座で熊谷直実を演じるのは早い気がしました。

その意味では、昼の部は見ていませんが、「幡随院長兵衛」での粋な町奴の長兵衛はきっとお似合いのはずよ。

 

もう一つ、松緑の「外郎売」は見ている間中、故・團十郎が思い出され、寂しくなる内容でないのに、妙にしんみりした私って一体?!

 

最近、歌舞伎への情熱がやや低下気味。

本当に多くの素敵な役者さんが一気に、鬼籍に入られましたものねぇ。

ええぃ、いかんいかん、いつまでひきずっているのだ!

 

お正月は新橋演舞場で、右近の「右團次襲名公演」が催され、久しぶりに海老さまを拝めるので、

それを励みにモチベーション高めましょ。

猿之助や中車(香川照之)も出ますよ~。

 

26日千秋楽。

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