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1912年製 SINGER手回しミシンの行く末

2015年04月16日 | ミシン

アンティークミシンの代表格の「SINGER」。その手回しミシンが入荷したのですが残念ながら状態は宜しくありません。

木箱の状態も決して宜しくないのですが、肝心のヘッドも宜しくありません。

下糸用弾丸ボビンケースのホルダーも錆びて固まり、重要な滑り板もない状態。

そして、手回しクランクのギア部分も壊れています。序に木製の取っ手部分もありません。

ロット番号からすると1912年アメリカ・ニュージャージ州エリザベス工場で製造されたミシンであることが

手元に資料から判断することが出来、103年前のミシンになります。

とりあえずは、診断しながら外せる部品は全て外してみて、レストアへ移行するかどうかを判断します。

但し、欠品部品も多いようなので見込みは薄いようですが・・・。

 

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