こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

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成人式

2013-01-15 11:32:36 | 議会報告&議員活動

新年が明けて、もう半月がたち、今日は小正月ですね。

関東の方では、かなり大雪だったようで、大変だったみたいですが、都市はそういうのにもろいですね。

さて、昨日は、成人の日ということで、和束でも成人式がありました。

今年は、男女ともに24人ずつ、48人が新成人でした。今朝の新聞報道では、若干少なかったんですけどね。

それはそれとして、あいにくの雨の中でしたが、普段はあまり見かけない若者たちが福祉センターに集まってきました。

彼らは、私が和束に来た当時、まだ2歳くらいで、いまサロンに来ているような子どもというか赤ちゃんでした。

そんな彼らが、二十歳になるんですから、私も年をとるはずですね。

式では、教育委員会や町長、議長などから、お祝いの言葉が送られます。

成人式での言葉で、いつも決まって言われるのが、「様々な権利が与えられますが、その代わり義務も生じます」という話。

どちらかと言うと、義務の方が強調されて、権利を行使したいなら、まず義務を果たしなさい、という感じのいい方が多いですね。

確かに、社会人としての自覚をもって、果たすべき義務を大事にすることは大切な事です。

ただ、しっかりと行使すべき権利が、どれだけ十分に伝えられ、生かされているのか、大変疑問です。

例えば、いま多くの若者は、大変な就職難であり、働いていても、劣悪で不安定な労働条件という人がたくさんいます。

企業の都合で賃金が下げられたり、簡単に解雇されたりすることも日常茶飯事です。

定時を超えても、何時間もサービス残業を強いられたり、取れるはずの休暇もぜんぜんとれなかったり・・・。

憲法や労働法で本来は保障されているはずの権利さえも甚だしく侵害されて、多くの若者が、仕方がないと泣き寝入りしている現状もあります。

こんな事が、まかり通れば、納税などの義務も果たせなくなってしまいます。

権利が正当に保障されてこそ、義務も積極的に果たそうとする意欲も意味も出てきますが、今の日本では、保障すべき権利を侵害する一方で、義務ばかりを強制する向きが強いのではないでしょうか。

憲法が保障する様々な権利は、長年の国民のたたかいの中でかちとられてきた、人間らしく生き、命を守るためのものです。

権利意識というと、あまり良い事の例えでは言われない事ですが、私は、もっと権利意識を持ち、主権者として、権利を守り生かす、発展させる・・・これは若者だけの事ではなく、私たち1人1人にも言える事ですが、とりわけ将来を担う、若い世代に、そういう立場でがんばってほしいと思いますね。

そういう意味では、成人式での祝辞というのは、大変形式的で、味気ないなあといつも思います。

ただ、教育委員会の方が言われた、自分の頭で考える人間にという話は、とても大事だなと思いました。

議長の祝辞の中で、少し気になったのは、政治の問題にふれたところでしたね。

新成人が生まれた平成4年の時事問題に触れられて、その年に、天皇がはじめて中国を訪問したと紹介され、その続きで、その中国が、尖閣諸島への領土侵犯を常態化させていると、中国の対応を批判されました。その上で、国防問題など政治への関心を喚起されたのですが、ちょっと気になりました。

確かに、中国の尖閣問題への対応は不適切だと私も思います。尖閣は日本の固有の領土であることは疑いのないものというのが、日本共産党の立場でもあります。

ただ、なぜこの問題がこじれているのか、なぜ今まで日本政府は棚上げしてきたのかにまったく触れず、解決に向けて日本が取るべき方向が何なのかについても述べなかったのには、私は疑問を感じました。

あれでは、中国に対する反感しか生まれませんし、冷静な外交による解決を求める多くの国民の想いとも少しずれを感じましたね。

安倍自公政権が、尖閣問題などを口実に、軍拡をたくらみ、国防軍の創設も含めた憲法改悪を進めようとの動きを強めている中だけに、あのような言葉はやはり残念でしたね。

日本は、アジアの一員として、ますますその立場が問われてくると思いますし、アジアの人々との平和的な共存共栄しか生きる道はないと思います。日本は、過去に、アジアの国々や人々に対して、大変ひどい事をしました。残念ではありますが、これは動かせない事実ですし、ずっと向き合うべき歴史です。しかし安部政権は、またぞろ、その歴史を偽造し、美化する姿勢を強め、早くも世界から厳しい目を向けられています。

過ちは過ちとして認め、自覚し、誠実な態度をアジアや世界に示してこそ、日本の立場は輝くものです。
それは、戦争を正当化し美化する人たちがよく使う「自虐的」な立場ではありません。

人間の生き方でもそうではないでしょうか。

人間は間違いや過ちを犯す事はあります。でも、それを反省し、ニ度と繰り返さないために努力をするからこそ、人間的に成長でき、未来を拓く事ができると思います。なかなか簡単ではありませんが。

でも、間違いや過ちを認めず、正当化したり美化したりしだしたら、それは本当の間違いであり、過ちになってしまうのではないでしょうか。

これからの社会を担う若いみなさんは、ますます世界を視野に活躍される事と思います。

世界の中で、日本が果たすべき役割はとても大きなものがあるでしょうし、それだけの力も日本はしっかりと持っていると思います。

ただ、一方で、「日本の常識、世界の非常識」と言われるような、変えていかなくてはいけない問題もいっぱいあります。

現状を乗り越えて、より良い社会を創造する力に、ぜひなっていってほしいと心から願います。

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