松凬からくり帖

松凬さんが73年の人生と吟道50年からの体験や、これから起こるであろう!未体験談を写真と共にお届け!

在位期間・僅か78日の第85代【仲恭天皇陵】は東福寺の裏山に!

2017-11-12 08:41:53 | 日記

第85代【仲恭天皇】も又「承久の乱」の被害者でした

父の「順徳天皇」が祖父の「後鳥羽上皇」と共に

北条氏追討の挙兵〈承久の乱〉に参加するために

承久3年4月20日に譲位するも、7月9日に幕府の手により皇位を剥奪

在位僅か78日間の天皇となった仲恭天皇は当初・九条廃帝とか承久の廃帝と呼ばれていて

第85代【仲恭天皇】として歴代の天皇に正式に列するのは明治3年5月の事であった

歴代の天皇の中で最も在位期間の短い天皇である【仲恭天皇陵】は東福寺の裏山にあった

下の東福寺の全体の図面だが・・この中に天皇陵は入っていない

先ず東大路通の東福寺入り口から入って行きました

有名な「通天橋」を左に見ながら更に奥へと進みます〈図面の月下門から臥雲橋を通って〉

上の図面の臥雲橋から日下門を通り此処から更に山へと登ります・・では写真でその行程を

 

左側には【通天橋】が、今は紅葉で素晴らしい  「臥雲橋」でしょうか??さらに奥へと

 

本当に東福寺の境内は広くて・・・彼方此方に塔頭があります

 

ここで、やっと【仲恭天皇九條陵】への参道の石碑が、右側の道を更に

 

暫く行くと急に登り坂が、ここから山の中へ

 

石畳を登って行くと拝所らしき場所が・・・ 制札が見えてきました天皇陵にしては小さい??

何と 崇徳天皇の皇后聖子さまの「月輪南陵」だったんです

更に坂道を登って行くと・何やら石碑が

 

          近づいて行くと、仲恭天皇九條陵の文字が刻まれてありました

 

さあ、もう少しです前方に拝所らしき景色が  石段を上がると制札が

やっと着きました【仲恭天皇九條陵】〈ちゅうきょうてんのうくじょうのみささぎ〉

墓所へは更に奥へと参道を進みます  御陵です

東福寺の東の山の地に建立されたのは、明治22年の事だったんです

大変な17年の生涯であった【仲恭天皇】に深々と拝して山を下りました

どれくらい登って来たか、下りしなに改めて分かりました

京都の町の一部が、一望できます

登った分だけ・・・降りて帰りました


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