四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

墓参・帰省

2012年08月19日 21時29分08秒 | ボランティア
 今週、お盆に合わせて夏季休暇をとり息子たちの家族と共に墓参を兼ねて、長野、熊谷と廻ってきました。
墓参を兼ねての帰省は、子供たちからの提案でここ数年続いていますが、それぞれの休暇を調整する大変さはあっても、久しぶりに家族でうちそろって行う小旅行はいいものとしみじみと感じています。

今回は、長野市の善光寺まで足を延ばし「お戒壇巡り」を経験してきました。
「お戒壇巡り」はご存知の方も多いと思いますが、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来て頂けるという約束をいただく道場とのことです。
 入口には、タイ国王より贈られた仏舎利(お釈迦様の御遺骨)とお釈迦様の像が安置されています。
 一条の光も指さぬ真の暗闇を、手の感触だけ巡るのは眠っている五感を呼び覚まし手の触感だけで「極楽の錠前」に触れるという得難い経験が出来たと感じています。

 また、久しぶりに訪れた長野市は緑溢れる街並みと、落ち着いた風格すら漂う土産店が喧噪とは遠い賑わいを見せて魅力的な街と感じました。
ネット等の口コミで評判の「元屋」という店では評判通りに美味しい信州そばを味わうことが出来ました。

 郷里に近い佐久平駅の周辺は昨年にも増して緑濃く、昨今多くの地方都市で見られる「都市の疲弊」とは異なり、活気あふれる落ち着いた街並みに成長しつつあるとの印象を持ちました。
細君の故郷である熊谷も「日本一暑い街」を逆手に取った町おこしを行い、また妻沼聖天山聖天堂(本殿)は、今年国の重要文化財から「国宝」となったこともあり町おこしに一段と熱が入っていると感じました。

 故郷で過ごした歳月よりも、そこから離れてからの歳月が遥かに越えた今も、故郷の山河の存在は未だ大きいと感じました。
「山河につながる、血につながる、言葉につながる…」故郷ゆえと改めて感じました。

 帰省を機会に家族のルーツや、故郷の山河とその雄大さを子供たちも感じてくれればとかつては思ったことはありましたが、私が表現するよりも故郷の現実がはるかに雄弁に子供たちに語りかけてくれていると感じた次第です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花火クルージング

2012年08月05日 20時27分56秒 | ボランティア
昨日、4日土曜日は横須賀開国祭のフィナーレを飾る「2012よこすか開国花火大会」が
開催されました。

三浦半島にあるイベント会社の主催する「花火クルージング」に細君共々参加し、
この花火を船の上から眺める幸運に恵まれました。
久里浜港からの出航が6:15でしたのでサンセット、花火、さらに満月から二日目の
真円に近いムーンライジングにも出会うことができ三時間余のクルージングは感動の
連続でした。

炎暑の残る中で出航までの待ち時間と、セレモニーのもたつきには若干のブーイングも
ありましたが、真夏の夕べ、優雅なそして至福とも言えるひと時を持つことができ感激でした。

花火はスターマインや水中花火、キャラクター花火等々と4,000発の花火が夜空を染め、
そのたびに船上が歓声に包まれました。

写真は手持ちでの撮影でしたので、思うように取れませんでしたが海に上がる花火の
イメージが表れているものを載せさせていただきます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする