創作小説屋

創作小説連載中。時折BL・R18入るのでご注意を。
毎週火曜日と金曜日の朝7時21分更新予定です。

月の王子(1/12)

2008年02月25日 22時40分56秒 | 月の王子(R18)(原稿用紙40枚)
更新していないのに見に来てくださっている方々、
本当にありがとうございます!
何だか心身共に忙しくて書く暇を見つけられていません・・・。

で、見に来てくださっている方に申し訳ないので・・・
半年くらい前にワードで書き終えたけど、載せるのを止めていた話をアップしようかと思います・・・。

でもね。これ、半年前になんで載せなかったのかというと、エッチなシーンが多いから、なんです。
んー、これ載せたら引かれちゃうかなあ・・・。
んー、引かないでくださいね~。

原稿用紙40枚分です。
切りのいいところで切ってアップしていきます。
一応、毎日更新する予定ですが・・・ワードからコピーしていくので改行とか変だったら直すため、見直す時間がなかったらその日は更新できないかなあ・・・。

あ、前置き長くてすみません。
はじめます。はじめます。
けど・・・。引かないでね~~っ!!
っていうか、引いたら読むの止めてくださいっ!!


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 夫のSEXはいつでも最悪だ。
 独りよがりで強引。それでいて、こちらをイカせようと無駄な努力を延々とするものだから、本当に嫌になる。おかげで「感じているふり」「イッタふり」の演技だけは上達した。
 苦痛な時間を過ごした後、夫が眠るのを待ってから、ベッドを抜け出し、カクテルを片手にベランダにでる。夫は眠ると朝まで起きないので、私のこの習慣に気付いていない。
 このマンションの利点はベランダが広いことだ。通信販売で購入したハンモックチェアも悠々と置けている。川に面しているため、前に建物がなく、人目が気にならないのも良い。川べりの遊歩道からも、手摺側に立たない限り、こちらの姿を見られることはない。
 チェアに寝そべりお酒を飲んでいるこの時間が、一週間の中で最もくつろぐことのできる時間になっていた。
 でも、それは一ヶ月前までのこと。
「そろそろ来るかな」
 待っている間にも、これから始まるであろう淫らなことを想像しているうちに、体が熱くなってきた。
 『彼』の指。『彼』の唇。思い出すだけで内側から熱いものが溢れてくる。
 耐えきれず、ロングスカートの裾をたくしあげ、下着の中に中指を差し入れた。抵抗無く奥まで入るものの、『彼』が与えてくれるような、突き上がる快感まではたどり着けない。
「いきなり入れてもダメでしょ」
 笑いを含んだ声が聞こえてきた。いつの間にか『彼』が隣に立っていた。
「いつからいたの?」
「さっきからいたよ」
 少し高めの声。月光を含んだ長めの髪。青白い頬。切れ長の瞳。何度見てもため息がでるほど綺麗な『彼』。
「教えてあげる。まずね、少しだけ入れて指を濡らすんだよ」
 彼の指が、私の指を優しく誘導していく。
「それから……そう、ここ。ここの膨らみをゆっくり撫でる」
「……くっ」
 思わず腰が浮く。彼が楽しげに続ける。
「それからね、強く押さえたまま小刻みに揺らしたり……円をかくように回したり……」
「あ……」
 ダメだ。声を抑えられない。
「もう一回入れてみる?右手はこのままで、左手入れたらもっと気持ちいいよ」
「待って。それより……」
 彼のモノをズボンの上からやんわりと包みこみ、綺麗な瞳をまっすぐ見つめる。
「君のを、入れて欲しい。君ので、気持ちよくさせて」
「……いいよ」
 彼がささやくように言った。
「でも、その代わり……全部ボクのものになってくれる? ボクに全部くれる?」
「……いいよ」
 かわいい。思わず笑ってしまう。すると彼も嬉しそうな笑顔になって言った。
「契約成立」
 勢いよくズボンを引き下げ、彼のモノを探り出した。汚れのないピンク色をした綺麗なモノ。こんなところまでキレイなんだ、と感心しながら口に含む。
 彼がゆっくりと月を見上げた。月の光に照らされた彼は、妙に儚げに見えた。

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