かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

木曽川橋/木曽川(岐阜県羽島郡笠松町~愛知県一宮市)

2012-07-22 | 近代橋めぐり

 木曽川橋は木曽川にかかる県道岐阜稲沢線の車道橋で、現在の名岐バイパスができるまで、名古屋市と岐阜市を結ぶ主要国道(22号)でした。この橋の架かる場所は古来より交通の要所で、すぐ上流には笠松渡船場や木造の橋も設けられていましたが、昭和12年に国道12号の木曽川の永久橋として開通、その後昭和37年には国道22号(岐阜市~名古屋市)の橋になりました。
 橋の構造は鋼ブレーストリブ・タイドアーチと呼ばれるもので、7連のアーチがリズミカルな美しい景観をつくり出しています。


◆木曽川橋(きそがわ)木曽川/岐阜県羽島郡笠松町藤掛~愛知県一宮市
 竣工:昭和12年(1937)
 設計:増田淳
 構造:鋼ブレストリブ・タイドアーチ(下路)
 撮影:2012/05/05 


■右岸上流側(岐阜県笠松町)より望む




■西橋詰(岐阜県笠松町)



■東橋詰(愛知県一宮市)撮影:2006/10/08
 



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