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秘儀、「霞仕上げ」。忍法ではありません。包丁のお話です。

2017-05-15 | キッチン用品
温度が大切な焼き入れの時、職人さんは暗い場所で行います。
炎の色、鉄の色を見極めなければならないからです。

鉄が、夕日のように染まってきたとき、職人さんは一気に水に入れます。
日本刀でも同じ工程を経ますので、TVでご覧になった方もいるかもしれません。

一気に水で冷やすことで、鋼に硬さが生まれます。
そしてすぐに200度くらいの低温で温めます。
これを「焼き戻し」というそうです。
焼き戻しにより、硬くなった鋼をもう一度軟らかくします。
すると、鋼に粘りが生まれます。
粘り強くなった鋼は、欠けにくくなるそうです。

科学がさほど発達していなかった時代、これだけのことを経験から生み出していた先達の職人さんたちには、敬服するほかありません。

こうして本体ができると、次は砥ぎ師の手に渡ります。
砥ぎ師は、何種類もの砥石で磨き、
仕上げに刃先を削り、隠れていた鋼を取り出します。
包丁に究極の切れ味を与える、鍛え上げた職人の技です。

堺の砥ぎ師に受け継がれてきた技に、「霞仕上げ」というものがあるそうです。
砕いた砥石の粉で、鋼と軟鉄の境を丹念に研ぎ出し、
包丁に最後のお化粧を施すわけです。
波紋にメリハリをつけて、世界に一つしかない模様を磨き上げる伝統の技です。

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国宝級の日本刀でも、手入れをしっかりしないと、錆びたただの鉄の棒になってしまうそうです。
日本刀を日本刀たらしめるメンテナンスをする人たちを砥ぎ師といいます。
御多分に漏れず、砥ぎ師の世界でも後継者不足に悩まされているそうです。
縁の下の力持ち的存在の砥ぎ師ですが、砥ぎ師についてちょっとだけ知りたい人は、こちらも見てください。
包丁も日本刀も、研がなきゃ切れない!
包丁も日本刀も、研がなきゃ切れない!2

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