伊東良徳の超乱読読書日記

読んだ本の感想を中心に本に対するコメントを書き散らします。読み終わった本は図書館に返すのでフォローは保証できません。

朝起きられない人のねむり学

2016-12-24 20:53:06 | 自然科学・工学系
 睡眠外来の医師の立場から、睡眠一般の説明と、睡眠障害の診断と考え方などを説明した本。
 睡眠不足が続くと注意力が落ちていき、それは睡眠時間を8時間取る日(回復日)が1日あっても元の水準には戻らない:週末に寝だめしても効かない(19~21ページ)、人の体内時計の周期は24時間より少し長く(以前は25時間とか言われていたが最近の研究では24時間10分くらいだとか)体内時計を合わせるために朝光を浴びる必要があるが、それは「最低体温を記録した後」の光なので数時間は寝た後に朝の光を浴びる必要がある(43~53ページ)などの説明が目を引きます。う~ん、やっぱり寝だめは効かないのか、昼夜逆転生活はまずいのか…しかし…
 一般的な説明は統計でなされていますが、この本の特徴は、その人にとってのベストな睡眠時間は人それぞれだとしている点にあります。ヒトにはなぜか4時と14時ころに眠くなる時間帯があり、そこからすると午前中には眠くならないようになっていると考えられる、それを基準に考えると午前中に眠くなるのは無理をしているからで、午前中に眠くならないような睡眠時間が、その人に必要な睡眠時間だとしてます(81~89ページ)。自分の体からのサインを無視しないようにとも。
 なるほどと思い、勇気づけられるところも多いのですが、近年、平日に夜更かしして(終電近くまで事務所で仕事をする、あるいは自宅で深夜までホームページの記事を書く)土曜日昼過ぎまで寝て回復する(それですっきりして午後事務所でまとまった書面を起案する)という生活を続けている私には、寝だめは効かないとか、午前中眠くならないと言っても(土曜日は午前中は起きてないし)…とか、また悩ましく思えます。


神山潤 新曜社 2016年6月1日発行
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