伊東良徳の超乱読読書日記

読んだ本の感想を中心に本に対するコメントを書き散らします。読み終わった本は図書館に返すのでフォローは保証できません。

真夜中の炎

2017-09-17 18:05:27 | 小説
 ワシントンDCで起きた「ワシントンDC殺戮事件」でターゲットにされたデルヴォー一族の生き残りジャックと、人気政治ブログ「エリア8」の主筆ジャーナリストのサマー・レディングの、幼なじみで学生時代に1週間Hしまくり後破局したカップルが、再会して焼けぼっくいに火をつけながら「ワシントンDC殺戮事件」の犯人を追うという官能サスペンス小説。
 ポートランドの元SEAL(アメリカ海軍特殊部隊)出身者が作った警備会社ASIのメンバーが美貌の有能な女性と恋に落ちつつその女性を狙う危険な敵と対決するというパターンを踏襲してきた「真夜中」シリーズの前作「真夜中の秘密」での「ワシントンDC殺戮事件」と生き残ったイザベル・デルヴォーの話の続きで、イザベルの兄ジャックという元SEALでもASIでもない人物(CIAの工作員)を主人公にして、周りにASIの構成メンバーとその彼女たちを配するという発展形というか変形ですが、マッチョでタフな男が美貌の有能な女性を危険から守る、エンドレスのセックスにふけるという点は同じです。ここがやっぱりこのシリーズの肝 (^^;)
 今回の敵は、中国人民解放軍の秘密(サイバー)部隊で、アメリカ合衆国乗っ取り作戦だとか。今ではロシアより中国の方が嫌われてるんでしょうね。
 369ページ2行目の「フェリシティに紙を見せた。」のフェリシティ、393ページ最終行の「待て、とイザベルに合図した。」のイザベルは、どちらもサマーの間違いでしょう。原書の誤りか翻訳の誤りかはわかりませんが、その場にいない人物の名前が出てきたら読んでいておかしいと思うはず。通し読みしてないんでしょうか。


原題:MIDNIGHT FIRE
リサ・マリー・ライス 訳:上中京
扶桑社ロマンス 2016年12月10日発行 (原書は2015年)
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