伊東良徳の超乱読読書日記

読んだ本の感想を中心に本に対するコメントを書き散らします。読み終わった本は図書館に返すのでフォローは保証できません。

陽性

2017-07-11 22:08:13 | 小説
 21歳のトップアイドル上原なつきの妊娠をめぐり、交際相手の売れない俳優、おつきのヘアメイク、スタイリスト、マネージャー、事務所の実力者の陰のオーナー、相手の俳優のマネージャー、ライバル女優、芸能記者、郷里の両親などの反応・対応、右往左往と思惑・対立関係などを描いた芸能界内幕系のアイドルの恋愛・出産を考えさせる小説。
 最初の方でなつきの出自に関してさらっと謎めかして放置される情報があり、ずっと気になっていましたが、それはラストで回収され、もうひとつのいかにもぶら下げた布石というか謎の「ティンカー・ベル」も、途中でわかりますが、最後にはご丁寧に解説され、様々な点でひととおり謎が説明された感がある結末です。(130ページの足のあざは・・・? (^^;) それくらいは大目に見よう)
 青春小説として読んでも、芸能界内幕ものとして読んでも(通には中途半端感があるのでしょうけど)、ミステリーとして読んでも、そこそこに納得感がある作品かなと思います。


中尾明慶 双葉社 2016年1月24日発行
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