Life in America ~JAPAN編

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ついにGOROが・・・歴史的瞬間!

2010-01-20 06:24:33 | GORO
2010年1月17日。日曜日。

ふたりとも体の時計が本調子に戻らない週の終わり、爆眠していた朝6時過ぎのこと。

タク、タク、タク、タク・・・・

変な足音が階段のほうから聞こえてくる。
その音はしばらくして2階に上がってきて、今度はタタタタタ・・・と小走りに歩き始めた。
この足音は紛れもなくGOROだ。でもGOROは1階のリビングで寝ているはず。
まどろみの中でそう思った瞬間、Pちゃんをたたき起こす。
「ねー、夕べ寝る前にGOROを2階に上げた?」
「・・No・・・」
「だってGOROが2階におるやん」
「ええっ?」

瞬間、顔を見合わせて飛び起きた私たち。
そう、GOROが自ら階段を上って2階にやってきたのだ。
この家にやってきてから5ヶ月、今までうちのつるつるの階段が怖くて一段も上れなかったGOROがついに自力で上れた歴史的瞬間だった。



「下りれるもんね」

★ ★

これはすべて、AJのおかげだ。
日本に帰国する2週間、近所に住むテリーのおうちに里子に出していたGOROが誰よりも頼りにしていたのが、そこのうちの柴犬AJだった。
人間が教えてもなかなか習得できなかったことが、AJと遊びたい一心で一生懸命真似しているうちにあっという間にできるようになってしまったのだ。
この小さな生命体の生きる力に、感動。

他にもここ1週間でいくつか驚かされたことがある。
ある日GOROを車に乗せようとドアを開けたところ、自分からさっと助手席に飛び乗った。
そんなこと、前は絶対できなかったのに。これもAJの真似。
テリーによると、ふたり(AJとGORO)は本当にトムとジェリーのように(とは言っていないが・・)いっつも仲良くけんかしてじゃれあっていて、寝るときもテリーの寝室のベッドの下で一緒に寝ていたそうだ。
普段AJは、ご主人のビルが早朝に家を出た後、ビルの寝ていた場所で悠々と寝るらしいのだが、GOROのいる間はそれをせずにGOROと一緒に寝るようにしていたという。
またある日のこと、ソファーに上がれなくてあたふたしていたGOROのために、自分が踏み台になって寝そべってやっていたそうだ。


「AJがこんなに“誰か”のために一生懸命になってるところを見たのは初めてで、私たちにとっても本当に新鮮でうれしかったのよ」とテリー。
預かってもらった私たちにも、預けられたテリーにとっても、この2週間はとてつもなく大きかったようだ。

★ ★

さて。階段の上り下りをすっかり覚えてしまったGOROはそれからというもの、朝起きたら階段を上って私たちのところにやってくるようになった。
それも、きっかり7時すぎ。
今まで「ベッドに犬は入れるまじ」とかなんとか言っていたPちゃんもGOROにはすっかり甘アマで、GOROをベッドにあげてごろごろするのが楽しくなってしまった様子。

この朝の襲撃、夜更かししたときには堪えるだろーなー・・・。

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
そのとおり (テリ)
2010-01-21 02:53:46
いくら可愛くても、朝の襲撃は体にこたえる…

(しかし今週に限っては、何をされても許す。そんな心境です。)
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お宅もそうですか? (shoko)
2010-01-21 03:39:45
お気持ち、お察しいたします。

うちは3日目ですでに、寝不足状態に陥っています・・・。柵買おうかな。。
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