毎晩、GOROを寝かせる前に外に連れ出して最後のおしっこ(&うん)をさせるのが我が家の日課。
夕べ、いつものようにGOROを寝る前の散歩に連れ出したPちゃんがなかなか帰ってこない。いつもより遠回りして遊んであげてるのかなと思っていたら、なんと青ざめた顔をして帰ってきた。
「GOROがいなくなった。I need your help.」
言葉が終わらないうちに、私はジャケットと手袋を身につけ外に駆け出していた。
なんでも、うんちの始末をしていたらGOROが急に走り出し、リーシュから手が離れてしまったようなのだ。
GOROは一目散に狭い裏道をかけていき、Pちゃんが慌てて追いかけるもあっという間に姿がみえなくなったらしい。
その後ひとりで走り回って探したがどこにもいない。もちろん外は真っ暗だ。
すぐ横には車通りの多い大きな国道(56号線)が走っていて、そこに出たら轢かれてしまう・・・
私たちは暗闇の中、GOROの名前を呼びながら団地内を駆けずり回る。
いつもの散歩ルートや、友達犬のいるあたりを何度も何度も走る。
でも、姿が見えない。
3ヶ月ほど前、まだGOROが本当に小さかった頃、一度同じようなことがあった。
開いたガレージの隙間から外に飛び出し、Pちゃんが追いかけると余計に、怒られると思って逃げていってしまった。
そのときは国道のすぐ近くまで行ってしまい、本当に肝を冷やした。
結局、お向かいの仲良しの仔犬とじゃれあっているところを捕獲されたのだが、そのときPちゃんにこっぴどく、本当にボコボコにひっぱたかれた。
Pちゃんの慌てた声を聞いて、そのひどく怒られた記憶がよみがえったのかもしれない。
名前を呼びながら団地内を走り回ること3~40分。どこにも姿がない。
超焦る自分と、そうはいっても不思議とどこかでGOROを信頼して落ち着いている自分がいた。
GOROは成長している。
いつもいろんなルートを使って散歩をしているのだから、きっと団地内の地理は知っているはずだ。
そこを飛び出すほどの勇気もまだない。
頭の中をぐるぐるといろんなことがかけめぐる。
こうしている間にひょっとしてPちゃんが捕獲して家に帰ったかもしれない。ここはいったん家に戻ることにして家に向かう。
凍結した道に、氷雨が降り注ぎ始めた。
家が見えるところまで歩いたとき、ふと家の前に何かが置かれているのが目に入った。
何かがいる。
えっ?
あれって、ひょっとして・・・GOROだ!
なんと、GOROが家の前で座って待っているではないか!
GOROの名前を呼ぶと、彼は何かを引きずりながら駆け寄ってきた。
見ると、リーシュに小さなもみの木の枝がひっかかっていた。
ここで怒っちゃだめだ。
今までで一番というくらい思い切りほめてなでてあげると、GOROはうれしそうに飛びついてきた。
その後、今度はふたりでPちゃんの捜索に走り回る。
10分後、見つからないので仕方なく家に戻ってみるとPちゃんがちょうど車で捜索にでかけようと家から出てきたところだった。
GOROとふたりで玄関に立っていた私にびっくり、そして放心。
★ ★
夜中の大捜索から解放された3人(?)は、もうぐったり。
あったかい家に戻ってほっとしたのか、GOROも私たちの間でソファーに丸まってぐっすり眠り始めた。
それにしても、やっぱりGOROはこの暗闇のなか我が家への帰り方をちゃんとわかっていたのだ。
毎日、三度三度違うルートで散歩に連れて行っていたことが報われた気がした。
えらいぞ!GORO!!
さらにえらかったのは、どんなに遠くから名前を呼ばれても家の前から一歩も動かなかったことかもしれない。
あ~疲れた
もう勘弁してください
夕べ、いつものようにGOROを寝る前の散歩に連れ出したPちゃんがなかなか帰ってこない。いつもより遠回りして遊んであげてるのかなと思っていたら、なんと青ざめた顔をして帰ってきた。
「GOROがいなくなった。I need your help.」
言葉が終わらないうちに、私はジャケットと手袋を身につけ外に駆け出していた。
なんでも、うんちの始末をしていたらGOROが急に走り出し、リーシュから手が離れてしまったようなのだ。
GOROは一目散に狭い裏道をかけていき、Pちゃんが慌てて追いかけるもあっという間に姿がみえなくなったらしい。
その後ひとりで走り回って探したがどこにもいない。もちろん外は真っ暗だ。
すぐ横には車通りの多い大きな国道(56号線)が走っていて、そこに出たら轢かれてしまう・・・
私たちは暗闇の中、GOROの名前を呼びながら団地内を駆けずり回る。
いつもの散歩ルートや、友達犬のいるあたりを何度も何度も走る。
でも、姿が見えない。
3ヶ月ほど前、まだGOROが本当に小さかった頃、一度同じようなことがあった。
開いたガレージの隙間から外に飛び出し、Pちゃんが追いかけると余計に、怒られると思って逃げていってしまった。
そのときは国道のすぐ近くまで行ってしまい、本当に肝を冷やした。
結局、お向かいの仲良しの仔犬とじゃれあっているところを捕獲されたのだが、そのときPちゃんにこっぴどく、本当にボコボコにひっぱたかれた。
Pちゃんの慌てた声を聞いて、そのひどく怒られた記憶がよみがえったのかもしれない。
名前を呼びながら団地内を走り回ること3~40分。どこにも姿がない。
超焦る自分と、そうはいっても不思議とどこかでGOROを信頼して落ち着いている自分がいた。
GOROは成長している。
いつもいろんなルートを使って散歩をしているのだから、きっと団地内の地理は知っているはずだ。
そこを飛び出すほどの勇気もまだない。
頭の中をぐるぐるといろんなことがかけめぐる。
こうしている間にひょっとしてPちゃんが捕獲して家に帰ったかもしれない。ここはいったん家に戻ることにして家に向かう。
凍結した道に、氷雨が降り注ぎ始めた。
家が見えるところまで歩いたとき、ふと家の前に何かが置かれているのが目に入った。
何かがいる。
えっ?
あれって、ひょっとして・・・GOROだ!
なんと、GOROが家の前で座って待っているではないか!
GOROの名前を呼ぶと、彼は何かを引きずりながら駆け寄ってきた。
見ると、リーシュに小さなもみの木の枝がひっかかっていた。
ここで怒っちゃだめだ。
今までで一番というくらい思い切りほめてなでてあげると、GOROはうれしそうに飛びついてきた。
その後、今度はふたりでPちゃんの捜索に走り回る。
10分後、見つからないので仕方なく家に戻ってみるとPちゃんがちょうど車で捜索にでかけようと家から出てきたところだった。
GOROとふたりで玄関に立っていた私にびっくり、そして放心。
★ ★
夜中の大捜索から解放された3人(?)は、もうぐったり。
あったかい家に戻ってほっとしたのか、GOROも私たちの間でソファーに丸まってぐっすり眠り始めた。
それにしても、やっぱりGOROはこの暗闇のなか我が家への帰り方をちゃんとわかっていたのだ。
毎日、三度三度違うルートで散歩に連れて行っていたことが報われた気がした。
えらいぞ!GORO!!
さらにえらかったのは、どんなに遠くから名前を呼ばれても家の前から一歩も動かなかったことかもしれない。
あ~疲れた
もう勘弁してください
でも、預かった犬だともっと胆冷やしただろうねー。預かるのも預かってもらうのも、やっぱりそれがあるからどうしても心配。