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映画は上海で作られる~「ウォーロード男たちの誓い」続き。

上海勝強影視基地

投名状のもう一つの上海ロケ地は、勝強影視基地。
なじみのないロケ地ですね~それもそのはず、「上海影視楽園」や「横店影視城」が一般客の見学OK!なのにたいして、ここはあくまで関係者のみ。一般の見学は出来ないそうです。

住所:上海市松江区長谷東路18
TEL:(021)67727558
一般入場不可




それではここはどんなオープンセットがあるのでしょうか?
「時代劇専用のスタジオ」だそうで、明朝・清朝時代の農村や城郭、今にも幽霊が出てきそうな廃寺、街並み、水郷古鎮(古都)。

VISAの取材時にはクエンティン・タランティーノが制作にかかわるハリウッド映画「アイアンフィスト」の撮影中だったそうです。

さて、それでは投名状のいったいどのシーンがここで撮影されたと思いますか?

一番ピンと来たのが「水郷古鎮」です!

このシーン。


南京を攻略して、それぞれ富と地位を得た三人。しかしウーヤンの心は晴れません。
二人の兄の関係は、もうあと一歩で崩れる崖っぷち、そして蘇州の城の前の塹壕で目撃したパンとリィエンの関係。
今日も、宴席を抜け出してリィエンはどこかへ向かいます、それを見ているウーヤンの厳しい顔つき!


どうやらリィエンは船に乗るようです。。。

↑小舟ですが、ちゃんと目隠しが付いている船です。

街中の小さな水路を船が行きます、それを追いかけるウーヤン。ウーヤンは庇の付いた商店街みたいなところを歩いてゆきます。


船の窓を閉めようとするパンととうとう目が合います。


呆然と立ちすくむウーヤン、船はアーチ型の橋の下を通り抜けます!


さ、ここでグーグル地図を検索です。
影視基地の住所のあたりのストリートビュー写真を探しますと。。。。。
Panoramio

ありました~~~ジャストミートですね!!

↑このお太鼓橋を二人を乗せた船が向こうから手前へ下ってきたんですね。

↓の写真で赤い庇の下の飾りが見えている道をウーヤンは橋の方向へ歩いたのでしょう。


というわけで、残念ながら訪れることはできませんが(っていかにも観光客が撮ったみたいな写真ですよ~!?)、ひとつロケ地が明らかになりました(認定!)



あんなに幼いころから仲良しだったリィエンを。。。。。過酷な運命がウーヤンを待ちうけています(涙)
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