山寺の散歩道

山寺の和尚が綴る風景
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悪いやつは見つけたら退治する

2014年10月28日 | 一期一会
平成26年9月26日から別府医療センターに入院しました。
右副腎に肺がんの転移が見つかり右副腎ラパロ摘除を行いました。


元々は6月9日のPETで左副腎が疑わしいとの事でしたが、経過を見ていくと
右副腎が大きくなって来たので手術となりました。

そして今日は、頭の右後頭葉に1センチ弱ほどの転移が見つかり、
3日をかけてノバリスを放射しました。

熊本での治療が終わったのが、午後6:00過ぎだったので、
その日はゆっくり温泉につかって翌朝2回目のノバリスを受けました。

平成23年の7月から始まり、ノバリスは既に6回目の放射治療となりました。

見つけたら退治するは、平成21年8月にがんを見つけて以来の
合い言葉です。

それにしても体重は減りません。
熊本放射線外科病院の体重計に私が乗ると
体重計がミシミシと悲鳴をあげます。

100㎏近い体重の患者さんがめったにこないのでしょうね。
いつか、私が体重計を壊しそうでとても不安です。


いつもの熊本ドライブ

2013年09月25日 | 一期一会
2ケ月に一度、熊本市内の放射線外科病院へ「脳のMRI検査」を
受診に行きます。

朝8:00前に出発して病院に11:15に到着。
すぐに検査をして12:30頃に先生の診断説明を受けました。

脳には放射線壊死があり、7月頃より少し広がっていたのですが
今回の検査で随分小さくなっていることが分かりました。
ステロイドとアバスチンの効果が順調のようです。

治療が無かったので佐伯への帰りに「阿蘇駅」に
隣接している「道の駅」によって来ました。



駅の構内



道の駅阿蘇



次は27日に別府医療センターでCT検査とアバスチン投与です。
腫瘍マーカーが下がっていると思います。

注射が上手な看護師さんに当たることも願っています。





ふくれているのは気のせい

2013年06月18日 | 一期一会
午前9:00に出発して別府医療センターに10:15着。

午前11:00から点滴が始まり午後1:00頃終了。




点滴の前に主治医の診療がありました。

先生「何か体に変化がありましたか?」

私「顔がむくんでいるのですが?」

先生「そうですか? 以前と変わらないですよ」

私「薬の飲み合わせで起こった、副作用ではないでしょうか?」

先生「全く関係ないですね」

あっさりむくみは否定されました。 

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点滴治療室で看護師さんに

私「顔がむくんでいませんか?」

看護師「最初から変わっていませんよ」

あっさりむくみは否定されました。 


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点滴がお昼にまたがったので、女房がパンを買ってきてくれました。

女房が抱えているコンビニの袋に入っている
パンを見て看護師さんが・・・・・


「食べ過ぎだと思いますよ」と


結論は

「顔のむくみは病気ではなく、食べ過ぎの結果ということのようです」 

カードのポイント

2013年06月18日 | 一期一会
主婦の財布にはポイントが付くクレジットカードや
お店で商品を購入するとポイントが貯まるカードなどが
たくさん収まっていると聞きます。

そういえば、お店の店員さんに
「カードはお持ちですか?」とレジで聞かれ
女房がゴソゴソ財布の中からカードを
取り出している光景を見かけます。

現金支払いの商品も、カード払いにして
ポイントを貯めているようです。

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高額な入院治療費の支払いは、
病院が発行する領収書を市役所に持ち込み、
高額医療の手続きを行うと数ヶ月後に自己負担限度額との
差額が払い戻しされます。

又、事前に市役所から「国民健康保険限度額適用認定証」の
発行を受ければ、病院の退院時にその場で差引されます。

課税所得によって負担額が異なりますが、
患者にとっては有り難いシステムです。


昨年の4月頃だったと思いますが、入院患者に適用されていた
「国民健康保険限度額適用認定証」が通院治療にも適用になりました。

これにより、通院で高額な薬剤の抗がん剤を投与する
私のような患者は、手持ちの現金がなくても
クレジットカードを使わなくても
大きな経済的負担をかけないで治療を受ける事が
できるようになりました。

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ところで、
最近気づいたのですが、病院の会計窓口で女房は
「国民健康保険限度額適用認定証」をあえて使わないで
クレジットカードで支払いをしています。

どうも、高額医療限度額の差額は後で
市役所に申請するようです。

申請する手間よりもポイントが優先?


看護師さんに聞くと高額医療でなくても
最近の方は治療費をクレジット支払いで決算して
ポイントを貯めるとのことでした。

「病気に臥してもタダで起きない」

あっぱれですね。

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56億7千万年のこだわり

2013年06月18日 | 一期一会
弥勒菩薩さまは、お釈迦さまが入滅(亡くなった)あと、
56億7千万年後の未来に姿を現して、多くの人々を
救うとされています。

今は兜率天というところで修行されています。

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二日前の6月7日は母の誕生日でした。

今年で満83歳です。

嫁いだ孫が、子供(ひ孫)を連れてお祝いに来ました。



ひ孫に会わせるだけで、83歳の母は上機嫌です。

ここに私が加わるとDNAは凄いと感じさせます。



イワシの群れも一見同じ姿のようですが、
一匹一匹は、少しずつ形が違います。


写真の合計4名は、ぱっと見ると同じ群れに属する
種族と分かりますが、よく見ると個人差があります。

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この種族のルーツは宮崎県西都市妻町平助通りの石川亭が
発祥地です。

ここにも、姿形が似た群れを見ることが出来ます。

母は、この石川亭から弥勒菩薩のように嫁いで来たと言い張ります。
決して譲りません。

それは、
誕生日が昭和5年6月7日で56億7千万年と数字が偶然に
同じだったと云う理由からです。

コメントのしようがありません。

姪の結婚式

2013年06月18日 | 一期一会
昨日は「杉の井ホテル」で行われた
姪の結婚式に出かけました。



チャペルで行われた結婚式では
定番の賛美歌312番を歌いました。



法衣姿で賛美歌を歌うのは
25年ほど前に京都衣笠教会?で行った
同級生の結婚式依頼の事でした。

※訂正はコメントを見てください。

25年前はもっと多くの賛美歌を
歌ったように記憶しています。



テラスの見える披露宴会場では
来賓・友人の祝辞と画像や動画を
使った二人の紹介など涙あり・笑顔ありの
披露宴でした。

甥・姪の年齢も結婚適齢期に
さしかかっています。
結婚式が楽しみです。

元気ですよ

2013年05月17日 | 一期一会
このブログは3ヶ月書き込まないと
テンプレートが変わってしまうようです。

私は元気です。
普段はこちらのブログに書き綴っています。


ステージ4ですが元気です

2013年03月12日 | 一期一会
癌の進行度を示す数字が
ステージ1~ステージ4に分類されて
います。

癌の種類や部位によってそれぞれ違いますが、
私の場合は「ステージ4」の診断です。

リンパ節転移・脳転移で3年経ちました。

「余命幾ばくもない」という診断状態なのですが
主治医ものんきに「大丈夫ですよ」と明るく
今の状況を説明してくれます。

そうなんですよ。

体に目立った異常もなく、日常生活も不自由なく
生活出来ています。

不思議です。
主治医も不思議な経過と喜んでくれています。

復活出来そうな希望も持っています。

大きなものに抱かれて生かされている事を
実感しています。

人は、見えないものを見ようとすると
見えるところまで行かないと、やっぱり見えないのかも
知れませんね。

病気になって沢山のものが見えるようになりました。

仏さまのような方々が大勢見えるようになりました。

地獄でうごめく方々は見ないようにしています。


投与から5日目

2013年02月19日 | 治療
抗がん剤の投与による
副作用は投与直後には、あまり現れず
投与して3・4日から体に変化が現れます。

今日で5日目ですが、体全体がだるく
気力が失せています。

塔婆を1本書くにも体や気力がなく
これが抗がん剤なんだと思わされます。

抗がん剤の薬を変えながら、今回で延べ
4度目の治療ですが馴れないですね。


もうすぐ白血球がマックスに下がります。
体の節々が痛くなりました。

この状態があと一週間続いて行きます。


4度目の抗がん剤投与

2013年02月15日 | 治療
2月15日から「ドセタキセルとアバスチン」の投与を
3クール行います。

今日の正午から約3時間の点滴投与です。
主治医の福山先生は最初からの主治医なので
以前3度の抗がん剤投与の経過を見て、今回は
通院での投与になりました。

通院の方がストレスがないとの判断でしょう。

白血球が通常1週間ほどで下がって来ます。
発熱がなければ「大丈夫」との事です。

過去の経験では白血球も危険なレベルに
下がったり、発熱をともなったりしたことは
ないのでまず大丈夫でしょう。

もしもの時は、別府まで行くか、近くの内科近藤先生に
数値を見てもらい対応するかを決めると言うことですが
・・案ずるより・・なのでしょう。

投与の当日や翌日は異変がありません。
ステロイドの影響で眠れなくなりますが、
前回の経験だと1・2日程度の事です。

食欲も2日から後でないとわかりません。

その後の経過

2013年02月06日 | 治療
更新しないと「死亡説」が出そうなので
胸部への放射線終了後の経過を書きます。

放射線治療と抗がん剤を絡めた治療は約1ヶ月程で
2012年の3月半ばに治療を終えて無事に退院致しました。

その後は、大分医療センター(主治医)と熊本放射線外科病院で
2ケ月ごとに定期検診をしています。


先生は、
胸部の放射線治療後はガンの脳転移が治まると考えられていました。



しかし、

1)5月31日の熊本放射線外科病院で眼球の上に5mmのガン1個
の転移が見つかりノバリスで照射。

2)8月8日の熊本放射線外科病院での2ヶ月検診で小脳に1個
また転移ガンが見つかりノバリス照射。

3)10月5日の熊本放射線外科病院の検診でもガンが見つかり
前前回の照射と位置が近く、放射ラインが重なるため
4日にわたって照射しました。

熊本放射線外科病院の定期検診の間にも
医療センターの主治医が継続して様子を見ていましたが
脳への転移がなかなか治まらず腫瘍ーマーカーも少しずつ上がるので
2013年の2月の熊本放射線外科病院の定期検診の様子を見て
今後の治療判断にするとの事でした。

4)2013年の2月4日の熊本放射線外科病院の定期検診では、
新たな脳への転移は見られませんでした。

しかし、
2011年7月20日に行った4個の転移性ガンの治療で
最大の3センチ8ミリのものが若干大きくなっているのが
分かりました。

CEAマーカーが上がるのもこのせいなのかも
知れないとの判断でした。



ノバリスを前回当てた部分の炎症もあるので、熊本放射線外科病院から
リンデロン(ステロイド)を出してもらい服用することにしました。


いずれにせよ、大きくなりつつあるガンに、再度ノバリスをあてると
副作用も大きいので医療センターの主治医と話し合いながら治療を進めて
頂きたいと考えています。

主治医は、
他にもCEAマーカーの数値を上げる要因があるかも
知れないとの判断と、今後の治療計画のためにも情報量を確保するために
2月12日にPETを撮ることを進められました。


その後、PETの検査結果によらず、2月15日から5回目の抗がん剤投与を
行う事に話し合って決めました。

今回は「ドセタキセルとアバスチン」との説明がありました。

アバスチンは前回もしているのですが肝臓数値が上がり
断念しています。

その時は「カルボプラチン+アリムタ+アバスチン」でした。

今はとても元気にしています。

今回は副作用に「脱毛」・「血管障害」を含む
抗がん剤ですが、頑張ります。


では、12日以降にまた更新致します。


熊本からのお見舞い

2012年03月02日 | 一期一会
熊本の和尚さんがわざわざお見舞いに
来てくれました。

珍しい果物や節句のお菓子を
頂き病室で「喫茶去」・・

この箱の中身は・・・


熊本の名産で最近出荷が始まったらしいのですが
当然、初物です。


山鹿町の「ひのしずく」というイチゴです。


熊本市内の「香梅」というお菓子屋さんの
わらび餅です。
毎月朔日に限定で販売しているらしい。


桜餅もいただいたので一服。


前回だと今日から試験外泊をするのですが
前回よりも少しくたびれているのと、
寒い・インフルエンザの流行で外泊は控えました。


2度目の抗がん剤

2012年02月27日 | 一期一会
2度目の抗がん剤を打って今日で
1週間になります。

少々こたえています。

食事はもちろんですが、体全体に「毒」が
入ったと感じるほどです。

前回を考えると、こんな絶不調が2週間ほど
続くと考えられるので、3月10日前後には
通常の状態に戻っているのではと、期待しています。

どんな食事をとっても、美味しくありません。
こんな経験をするたびに、「余命いくばく」と
落ち込んでしまいます。

来月から晋山式や落慶法要があちこちで
あります。

元気で出頭したいと思っていいます。

まだまだ、癌には負けられません。




入院生活1ケ月目

2012年02月22日 | 治療
1月23日に入院して1ヶ月になります。
抗がん剤を投与して4週間がたったので
今日の朝から「カルボプラチンとTS-1」の投与が
始まりました。

「カルボプラチン」は点滴注射で体内に投与
「TS-1」は朝夜の毎日2回を飲みます。
「TS-1」は粉薬なのでさほど気になりません。

抗がん剤の副作用の中に「吐き気」があるので
毎午前中3日間「イメンドカプセルセット」を
飲みます。

放射線は今日で20日目になります。
今日から放射線の角度が変わり、後10回で
放射線も30回になります。

放射線は丁度、胸元に当てるので食道が炎症をおこして
食べ物が入らなくなるかも知れないとの事で、
「アルロイドG内服液」を毎食前に飲んでいます。

この「アルロイドG内服液」は水ようかんを水で薄めた
ようなもので、ちょっと飲みにくい薬ですが、この薬の
おかげなのか、今のところ充分に食事はとれています。

今日も「チキンを3個」と「ドーナッツを2個」も
昼食に追加で美味しくいただきました。
「マック」のコーラーも・・・






食べ物に対して、異常なほど意欲を持つのは、
食欲だけではなくて、料亭で育った母方のDNAが
少し体に残っているからかも知れません。

娘が病院の玄関から「ケンタッキーフライドチキン」と
「ミスタードーナッツ」の紙袋を持って入る姿は、
病人への見舞客とは思えない姿かも知れません。

でも、その姿を気にしていない娘もどこか変なのかも知れません。
写真を撮っている娘が「病人ではないな~この姿は・・」と
つぶやいた。

確かに、お坊さんの食事ではないですね。
主治医の先生や看護師さんも「食べられるうちに食べておいてください」
たぶん、食べられなくなる日の事を思っての言葉かも知れません。

何日も点滴や胃ろうで栄養をとっている方を思えば、
今は幸せです。

今日から、一週間は抗がん剤の影響で少しつらい毎日に
なりますが、がんばります。






病院5日目

2012年01月27日 | 治療
抗がん剤投与から4日目となりました。
2年前の抗がん剤よりは体に負担がありません。

放射線治療も4日目です。

この入院期間に「骨シンチ」・CT検査の結果
骨には転移は見られず、CTの結果ではリンパ節の
癌が若干大きくなっているようで、ほかに転移がないので
この「放射線と抗がん剤併用」の治療を続けるとのことでした。

大分医療センターの新しくなった病棟です。



病室はこんな感じ・・・。



病室内ではパソコンが使えるので、離れている家族とも
スカイプで話す事ができます。

前の建物に比べてとてもきれいですよ。