墨象家・書家 木村松峯(峯子)のブログ shohokimura blog

伊豆の情報、世界の名画、ジオパーク、墨象、書道などの作品を日頃の日記とともに載せています。

書家・かな550/大江千里

2017年07月06日 19時52分18秒 | かな

<釈文> つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど

百人一首 第23番                         = 大江千里 =

<意味> 月を見上げると、さまざまな物思いに心が乱されて、何とも物悲しく感じられるなぁ。

なにもわたしひとりだけの秋ではないのだけれど。

という意味です。

<鑑賞> 暑さで鬱陶しいと思いつつも、生命力にあふれ、気持ちも元気にさせてくれた夏が終

わると、涼しさにほっとしつつも草木が枯れ始め、木々も紅葉しはじめると、なんとなく寂しい

気持ちになってきませんか?こんな気持ちを感じているのは自分だけかしら......。ふと、余計に

寂しさが深まるときもあるでしょう。そんなときは、1000年以上も前の千里も同じことを感じ

たのだと、この和歌を思い出してみてください。

<作者> 大江千里は、平城天皇(へいぜいてんのう)の曾孫です。高名な漢学者である大江音

人(おおえのおとひと)の息子で、同じく千里も優れた漢学者でした。いまから1150年ほど前

の人です。和歌を詠むのが上手でした。






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