墨象家・書家 木村松峯(峯子)のブログ shohokimura blog

伊豆の情報、世界の名画、ジオパーク、墨象、書道などの作品を日頃の日記とともに載せています。

書家・かな489/喜撰法師

2016年12月28日 20時50分54秒 | かな

<釈文> わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまを ひとはいふなり

百人一首 第8番                        = 喜撰法師 =

<意味> 私が住んでいるお坊さんの住む庵は、都である平安京のはるか離れた東南にあるものだ

から、おかげさまで心静かに住んでいるのですよ。なのに、皆さんは、私が人々とのお付き合いが

わずらわしいと思って、そんなところに住んでいると言っているようですね。

という意味です。

<鰥賞> いまも昔も噂好きなひとがいたようです。根も葉もない噂は気にしないでいられたら気

持ちもラクなのだけど、あまりにも本心と違うことを言われたり、あることないことを言われたり

すると、少しわずらわしく感じることはありませんか? 喜撰法師もきっとそんな気持ちだったの

でしょう。

<作者> 喜撰法師は、京都のお茶で有名な現在の宇治市に住んでいたお坊さんです。いまから

1200年ほど前の平安時代の初めに生きた人です。この第8番の歌ともう一首が伝わるのみで、まっ

たく正体が不明です。貴族の子息だとか、天皇の出家した後のお名前だとかいわれていますが、詳

しいことはわかっていません。第35番の歌人である紀貫之(きのつらゆき)が選んだ、六人の優れ

た歌人『六歌仙』のひとりにも選ばれています。






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