墨象家・書家 木村松峯(峯子)のブログ shohokimura blog

伊豆の情報、世界の名画、ジオパーク、墨象、書道などの作品を日頃の日記とともに載せています。

世界の名画/世界の巨匠・クレー(27)

2016年10月12日 18時55分10秒 | 世界の名画

リズミカルなもの

●1930年。縦69.6X横50.5センチ。パリ国立近代美術館, ポンピドー・センター。


デッサウのバウハウスで教えた最後の年、クレーは格子状の構造に戻り、一連の禁欲的で簡素な作

品を生み出した。彼の全画業のなかでこれらは一群の孤立した作品であり、彼はそこにおいて、リ

ズムに関する講義で幾度となく披瀝した概念を、これを最後と、画面に置き換えているのである。

たぶんこれは学生たちに具体例を示そうとして制作されたものである。これによって、全体のやや

ぞんざいな感じ、糊を混ぜたパステルをペインティング・ナイフで貼付けていくやり方の説明がつ

くだろう。それはともかく、ここで重要なのは、そうした画面の構造がほかの何にも増して、音楽

の基本的な構造を模している点である。講義において、クレーはしばしば色階(白から黒へ段階的

に移行していく灰色)と音階を比較し、「あらゆる段階はそれ自体がすでに人工的な構造であり、

人工的に固定された運動である」と主張している。






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