今回は、GPS将棋についてご紹介します。
GPS将棋は市販されているソフトがないので知名度はないかも知れませんが、2009年のコンピュータ将棋選手権で優勝して今では最強クラスの将棋ソフトです。
2001年にコンピュータ将棋選手権に初参加(ただし前身となったソフト)。
2003年にはGPSとして出場。
その後は、予選落ちの年も多く、決勝に残った年も好成績が収められませんでした。
しかし、とうとう2009年になって初優勝。
次の2010年大会も3位という好成績ですから、ついにトップレベルの将棋ソフトの仲間入りをしたといえるでしょう。
GPS将棋は、東京大学大学院の有志が開発しているソフトです。
開発リーダーは准教授の田中さんです。
大学院で週に一回「ゲームプログラミングセミナー」というのがあって、ゲームプログラミングをテーマに集まっているそうです。
Game Programming Seminar だから、GPSというソフト名なわけですね。
GPSの公式サイトはこちら → GPS将棋
それにしても、東京大学はコンピュータ将棋に縁が深いですね。
前に紹介した最強ソフトの「激指」も東京大学ですし、今後紹介する予定の強豪ソフトでも東京大学関係のものがあります。
論理ゲームにおけるプログラム化ですから、最高学府の秀才たちの強みが発揮されやすいのかも知れません。
ところで、上記の公式サイトにアルゴリズムについて興味深いことが書いてありました。
「形に関する特徴を評価関数に多数取り入れた」ということです。
その結果、「じっくり」とした好手が指せるようになったとのこと。
将棋で、攻めを急がず「じっと」受ける手とか、攻めの誘いに乗らず局面を下手に動かさない「じっと」した手があります。こういう人間らしい手が指せるということでしょう。
コンピュータ将棋の進歩はとどまるところがないという感じですね。
ちなみに、GPS将棋を商品化してもライセンス料を支払う必要はないということですが、「無保証」だそうです。仮に商品化しても開発者からのサポートはなし。共同開発も考えていないそうです。
開発者の方々は忙しそうです。
GPS将棋は市販されているソフトがないので知名度はないかも知れませんが、2009年のコンピュータ将棋選手権で優勝して今では最強クラスの将棋ソフトです。
2001年にコンピュータ将棋選手権に初参加(ただし前身となったソフト)。
2003年にはGPSとして出場。
その後は、予選落ちの年も多く、決勝に残った年も好成績が収められませんでした。
しかし、とうとう2009年になって初優勝。
次の2010年大会も3位という好成績ですから、ついにトップレベルの将棋ソフトの仲間入りをしたといえるでしょう。
GPS将棋は、東京大学大学院の有志が開発しているソフトです。
開発リーダーは准教授の田中さんです。
大学院で週に一回「ゲームプログラミングセミナー」というのがあって、ゲームプログラミングをテーマに集まっているそうです。
Game Programming Seminar だから、GPSというソフト名なわけですね。
GPSの公式サイトはこちら → GPS将棋
それにしても、東京大学はコンピュータ将棋に縁が深いですね。
前に紹介した最強ソフトの「激指」も東京大学ですし、今後紹介する予定の強豪ソフトでも東京大学関係のものがあります。
論理ゲームにおけるプログラム化ですから、最高学府の秀才たちの強みが発揮されやすいのかも知れません。
ところで、上記の公式サイトにアルゴリズムについて興味深いことが書いてありました。
「形に関する特徴を評価関数に多数取り入れた」ということです。
その結果、「じっくり」とした好手が指せるようになったとのこと。
将棋で、攻めを急がず「じっと」受ける手とか、攻めの誘いに乗らず局面を下手に動かさない「じっと」した手があります。こういう人間らしい手が指せるということでしょう。
コンピュータ将棋の進歩はとどまるところがないという感じですね。
ちなみに、GPS将棋を商品化してもライセンス料を支払う必要はないということですが、「無保証」だそうです。仮に商品化しても開発者からのサポートはなし。共同開発も考えていないそうです。
開発者の方々は忙しそうです。