(昨日の将棋倶楽部24)
7局指して4勝3敗でした。
(王位戦第5局)
第48期王位戦
これで羽生王位の2勝3敗。
簡単に土俵を割る人ではありません。
この王位戦、まだまだわからないですね。
第5局は第一局と同じ森下システムでした。
最近では先手矢倉は37銀戦法と森下システムが主に指されているようですね。
森下システムと言えば、ここ数年は滅多に見られない戦型でした。
というのは、森下システムに対して、後手は雀刺しをすれば勝てるというのが定説だったからです。
その天敵雀刺しへの対応策を考えだしたのが、私の記憶では今回の挑戦者深浦八段だったように思います。
図は森下システムvs雀刺しの対抗形の一局面です。
先手は素早く中央に銀を送り出しているのがここで狙いの一手を指すためでした。
さて、その一手とは?
答え:▲53歩
▲53歩が軽妙な一着でした。
金が逃げたり、△同金、△同銀などは▲97香で飛車が死にます。
また△同角には▲54香で角と金を貫く田楽刺しがかかります。
以下、多少の変化はあるものの、先手もやれるということがわかってきました。
この一手から森下システムの復活が始まったといってもよいでしょう。
7局指して4勝3敗でした。
(王位戦第5局)
第48期王位戦
これで羽生王位の2勝3敗。
簡単に土俵を割る人ではありません。
この王位戦、まだまだわからないですね。
第5局は第一局と同じ森下システムでした。
最近では先手矢倉は37銀戦法と森下システムが主に指されているようですね。
森下システムと言えば、ここ数年は滅多に見られない戦型でした。
というのは、森下システムに対して、後手は雀刺しをすれば勝てるというのが定説だったからです。
その天敵雀刺しへの対応策を考えだしたのが、私の記憶では今回の挑戦者深浦八段だったように思います。
図は森下システムvs雀刺しの対抗形の一局面です。
先手は素早く中央に銀を送り出しているのがここで狙いの一手を指すためでした。
さて、その一手とは?
答え:▲53歩
▲53歩が軽妙な一着でした。
金が逃げたり、△同金、△同銀などは▲97香で飛車が死にます。
また△同角には▲54香で角と金を貫く田楽刺しがかかります。
以下、多少の変化はあるものの、先手もやれるということがわかってきました。
この一手から森下システムの復活が始まったといってもよいでしょう。