７月も終わり。

本当に早いです。いったいどうなってるんでしょう。。。

今日の中継は王位戦に加え、Ｂ１順位戦が６局。このまま星が割れる展開となるのかどうか。

王位戦はお二人の意外な戦型選択が続いています。木村さんがあえて同型角換わりを受けて立ったのが意外なら、深浦さんが前例の少ない▲８八玉を指したのも意外です。外野からは見えない駆け引きと研究があるのかもしれません。
来週テレビで解説するのでいつも以上に注目しているのですが、いかんせん内容が難しくて。。。詳しくは週刊将棋待ちです、というわけにいかないので（笑）知恵を振り絞って観戦しようと思います。

現局面（▲１一角成まで）は手番を握った木村さんに有力手が多く、深浦さんとしては怖い局面と思います。ただトップの将棋になると「手番が来れば良いかと思ったら、そうでもなかった」ということが多いので（羽生名人に▲６七金右と指された局面も、そうでした）形勢はまだ分かりません。こういう怖い局面をくぐり抜けないと、トップにはたどりつけないのです。たぶん。

今日は朝早くから自分宛の荷物が届いて、なんじゃらほいと思ったら将棋年鑑でした。もう書いたのはずいぶん前なので忘れていましたが、僕はちょうど一年前の王位戦の棋譜解説を担当しています。ぜひお求めください。

渡辺竜王の新刊のことも書きたいのですが、いかんせん最近中継が多くて触れる暇がありません。とりあえず誤植を指摘したうちの二つは宮田君ではなく私です。とアピール。