daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

出張

2017-01-31 09:33:03 | 日記・雑談
今日はこれから王将戦第3局@大田原。
ホテル花月さんには昨年10年連続開催の感謝状をお渡ししましたので、今年で11年目の開催。
今後も続いてほしいと願います。

明日の朝は対局開始を見届けたらトンボ帰りで、そのまま千駄ヶ谷へ直行で常務会。
正直なところ、最近ちょっと体力的にきついですし、精神的にも大変です。
ただ自分としては4年前の立候補以来、理念はまったく変わっていないので、これからも将棋界の未来と、後輩たちのために、頑張るつもりです。


一連の問題については、公式見解が少ないという声を多く耳にしており、長年の将棋ファンの方々に対しては特に、心苦しく思います。
ただ公式の発信というのはそう簡単なことではないですし、もちろん最大限努力していることも、理解していただければと願います。
一般論としても、一つひとつのネット上の疑問や、報道に対して、随時反応することは難しいです。
本来発信すべきことが抜け落ちたり、あるいは間違った情報を訂正できないままになってしまったりということも、あるかもしれません。
それも含めて、精いっぱいやっている結果で、至らぬ点は、申し訳なく思います。

それと、今回のことでずっと心を痛めているのは、一部の先輩棋士が、将棋界の価値を貶める行動を繰り返してしまっていることです。
普通の会社であれば、社員として絶対にすべきでないことも多く、団体として本当に恥ずかしい限りです。

中でも情報管理は、普通の会社より幅広い世代の構成員を持つ組織で、かつ、社員研修のようなものがない世界なので、特に難しい問題です。
棋士である以上、プロ棋士としての活動を通じて、将棋界に貢献すべきですが、棋士の本分を離れてしまう人も中にはいます。
将棋連盟全体の大きな課題と以前から思っていましたが、最近特に悪い方向に流れているので、なんとかしなくてはいけないと思います。
自戒も込めて。

ただいっぽうで、若い人の発信や振る舞いを見ていると、勇気づけられることも多いです。
自分はこれからも未来ある若者のほうを向いて、努力していくつもりです。
いまはまだ30代半ばなので、ある意味そう思っていられて当然とも言えますが、10年後も20年後も同じ気持ちでいられるように、書いておきます。
立場上、なかなか具体的なことは書きにくいので、抽象的な言い回しになってしまいますが、この気持ちだけは、いつまでも忘れずにいたいと思います。


組織の価値や力を高めるには、結局は構成員自身が、努力するしかないことです。
それは自分がいまの立場かどうかには関係のないことなので、これからもずっと、意識していきたいです。
そして、後輩から、将棋界のために頑張っていると認めてもらえるような、先輩になりたいと思っています。
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