daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

いろいろ

2016-02-06 10:03:06 | 日記・雑談
水曜日、大田原での前夜祭はすごい人だかりでした。
人口密度(?)は将棋関係のパーティー史上最高だったのではないかと思うほど。
将棋熱の高まりを感じました。
毎年、市を上げて応援して下さっているおかげと思います。
感謝状を贈呈するという重要なお役目があり、いささか緊張しましたが、なんとか無事終えることができました。

木曜日は対局開始に立ち会い、相掛かり戦になったのを見届けたところで帰途。
観戦に来た子どもたちは、きちんと正座して初手の瞬間を興味深そうに見ていました。
本物に触れることで、何かを感じてもらえたらと思います。

その後、宇都宮でお昼を食べつつ打ち合わせ。
将棋まつりは毎年恒例といっても同じようにやれば良いというものではなく、準備はいつも大変なわけですが、今年も無事開催の運びとなりました。
3月21日宇都宮グランドホテル、ぜひお越しください。
棋王戦(第4局なので必ずあるかは分からないのですが)との同日開催を予定しています。

王将戦第3局のその後は、2日目過ぎまで長考合戦が続き、とても興味深い内容でした。
封じ手からの端歩の攻防には、深く感動、興奮しました。

金曜日の昨日は午前中は自宅作業で、午後から耐震の会議に、渉外部関係のことなど。
担当部署は総務ですが、他の仕事も多いです。
それだけやりがいもありますし、2期目に入ったぶんすこしづつ、質量ともに重くなってきているのを実感しています。
将棋界の外の方々との折衝も増えてきました。
引き続き、頑張ります。

この日は女流棋戦で大一番があり、高浜さんが勝って女流2級昇級、正式なプロ入りを果たしました。おめでとう。
個人的には現在の制度に疑問も感じるのですが、いまはまだ女流棋士という世界が発展途上、安定するまでの過渡期なので、やむを得ない面もあります。
制度の狭間で残念な結末にならなくて良かったと思います。
近年女流棋士の活躍の場は増える一方なので、今後もどんどん強い女性が増えて、その結果として女流棋士の数も増えて、そして全体がレベルアップしていってくれたらと思います。
強さだけがプロの価値でないことはもちろんですが、しかし勝負の世界には違いないわけで、強くなれば解決することも多いのも事実です。

もうひとつお知らせ。
「聖の青春」映画化
村山先生が亡くなってから17年以上が経ちます。つまりあの頃僕はいまの半分の年齢でした。
どんな仕上がりになるのか、そしてどんな反響を呼ぶのか、楽しみです。

この週末は公務はないのですが、ちょっとした用事があり、それが終わると順位戦で関西遠征です。