流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

興味津々

2018年01月06日 | 日記
おはようございます

朝方
パラパラっと 降った雨は
東讃地区にも 降ったらしく

けさは
三木町の 白山が
かろうじて 見える程度でしたが
   
   

8時ごろには
しっかり 持ち直し

きょうの 高松は
くもり 時々 晴れ
予想最高気温は 11度

という
お天気の話題は 置いといて

きょうは

当ブログを
2009年11月に
開設して以来 たぶん
初めてとなる お酒の 話題を!

その お酒とは・・・『どぶろく』です

昨秋
永平寺参拝に
参加して下さった M藤さんから

和尚さん!
どぶろく呑んだことありますか?

と 尋ねられ

どぶろくですか?
どぶろくは まだ 飲んだことありません

と 応えたところ

飛騨高山での
散策中に 見つけて
手配したという 一本を 拝受

   

酒屋さんが 
どぶろくの製法で
仕込んだ 純米酒で

冷凍便で きたものを
自然解凍して いただくというもの

昨晩

冷凍庫から とりだし
2時間ほど 自然解凍

こういうときは
小ぶりの 湯飲みだなと
蕎麦猪口を とりだして

どろりとした
いかにもな どぶろくを
とろ~り とろりと 注ぎ

興味津々で 
先ずは 目を閉じて
湯呑に 鼻を近づけて すーッと  

おお これは!?

まるで
濁り酒のような
お米の 甘い香りが
ふわっと 立ち上がってきます

ということは
あの 濁り酒のような
とろりとした 旨味のある酒か?と

期待を 膨らませつつ 一口  

ん?
んんっ!?

ん~~

酸っぱい・・・

と云っても

けして
いやな酸味ではなく

まろやかで
とろりとした 酸味

その酸味に 驚きつつ

ごくりと
飲みくだすと
鼻腔に 広がったのは

酢のような 酸っぱさ

ではなく

濁り酒や
濃い口の 日本酒のような
なんとも やさしい お米の香り

ああ
昔の人は
こういうお酒を 飲みながら

車座になって
笑ったり 泣いたり 
したんだろうなぁ と

しみじみ 感じさせる 味わいでした

酸味が 強いので
量を 呑めるという 
お酒では ありませんが
それでも 何やら ホワンとします

どぶろくって
そんなに 強い酒ではないはず と

度数を
確かめてみると 
・・・なんと 17度

さすがに
酒屋さんが 
仕込んだだけあって 
けして あなどってはならぬ 度数なのでした (^^;

以上
和尚の どぶろく初体験記 お開きでございます  
コメント
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