焼酎蔵探訪

新入社員うっちーの素人蔵探訪日記

飲み×3

2006年09月07日 01時05分57秒 | Weblog
 うっちーです。

 さて今日は仕事終わりに同期の友達とレッツ飲み飲み

 二人の行き着けの居酒屋へ。。。

 満席の所、心優しい親父さん達が席を空けてくれ、今日も仕事終わりの
 楽しいひと時

   カンパ~イ



 最近ここで飲むときは、料理は全てマスターにオマカセ。
 今日の一品は・・・ 

 



 「鳥レバ刺」。   いいですね~



 じゃ早速焼酎で一杯・・・・・やろうと思ったら・・・




 
 マスターがお湯割りに、シークァーサーをポッチョンと入れてきました。

 飲んでみると・・・アラ スッキリ! いいじゃない

 お湯割りなので香りも良く立ち ほんわか気分

  
     そんなところで本編喜界島編へ



   7月22日夜

 今日も仕事と終え のん兵衛軍団は居酒屋へ。。。

 今日は焼き鳥と一杯っと。。。ん~黒糖お湯割り旨し


 ん~何か珍しい料理は無いかなと。 


  オッ  メニューに「ヤコウ貝」とありますぞ。

 ヤコウ貝・・・夜光貝?  

 早速頼んでみると・・・








 でかいのキター(・∀・)

 手の平くらいの貝です。 勿論初めて見ます。

 お味は・・・外側の方はコリコリしてて、内側の方は柔らかくて美味しいです。 
 勿論 黒糖焼酎との相性もグー

 とても綺麗な貝殻なので、洗ってもらい、お土産に持って帰ることに 

 ご馳走でした。


 ・・・と、宿に帰ると思いきや喜界島の店長に誘われ2次会へ・・・

 着いたところはライブハウス。

 中はオシャレでいい感じ

 店長やるじゃん!

 何でもここは喜界島出身で有名な「DokiDoki」というバンドが、
 いつも働きながら、演奏しているそう。。。

 毎日11時頃に演奏されるそうですよ。

 ご兄弟でプロを目指して頑張っていらっしゃるそうで、
 ライブハウス中の人が仲の良いお二人の歌声にうっとり

 見た目の派手さとかでは無く、 実直で心にジンとくる良い曲でした。

 思わず聞き入って、写真を撮るのを忘れていました。(申し訳ないです。)
 
 演奏終了後喜界島の店長が紹介してくれました。

 ホントに仲の良いお二人

 わがまま言ってお二人にそれぞれオリジナルカクテルを
 作ってもらいました。




 写真向かって左が、お兄さんのNieさん。
 右側が弟さんのZinさん。

 お二つとも美味くて 一気に空けちゃいました。
 また今度喜界島に寄る事があったらお願いしますね。

 これからも頑張ってくださいと握手を交わし、店を後にするのでした・・・・

          



 さてさて真夏の感じを伝えられていれば幸いですが、
 喜界島編これにて終了。
 
 今回喜界島に行って勉強になった1つが、やはり焼酎は飲んでみないと分からないという事。
 色んな飲み方にチャレンジすることで今まで知らなかった焼酎の一面が見えてきます。
 米、蕎麦、栗、ナドナド全国に焼酎は数多くあるのでこれからもジャンジャンチャレンジしていきたいと思いました。
 皆さんもジャンジャン飲んでみてくださいね。



 それでは、オヤスミなさい・・・・


十八の蔵 喜界島 朝日酒造に行く 番外編

2006年09月04日 01時54分52秒 | Weblog
こんばんみ うっちーです。

日曜の夜いかがお過ごしでしょうか・・・

 な~んていいながら今日もグラスを片手にパソコン画面にいそいそと・・
 皆様と焼酎について楽しむべくブログルのでした。



 ではではそろそろゆるゆると・・・


今回は喜界島での夜のお話
島の7割の人が毎日飲んでいる黒糖焼酎を島の料理と共に
ご紹介していきたいと思います。

では・・ごゆっくりと。。。。



         


     

 7月21日夜もたけなわ←?・・・

一か月分の汗をかき、パリパリに焼けたお手伝いのん兵衛軍団は、
かいた汗の分水分(ビ〇ル)を補給するべく、島の料理が食べられる
居酒屋へ向かうのでした。

                

                 
                。
 
      。。。

   


まずはビールで・・・   乾杯さまー

 
 ・・・・ ングング・・・


  っダー 死んでもいい

 なんて今日の疲れが吹っ飛んだ頃に、

   来ました 島の料理第一弾

 さって何かな~・・・・・







  んっ なんだろこれ?

 酢の物みたいですが・・・・
  まぁとりあえず食べてみましょ。

 モグモグ・・・

 クニュクニュした食感ですね。味は・・赤貝のような感じです。
 何かの貝かな?

 貝でした。 ホーミィという貝で岩場などに張り付いているそうです。
 さっぱりしてて美味しかったです




 こちらはブダイという、でこっぱちな鯛で、体の色はカキ氷の

 ハワイアンブルーのような色だそうです。 

 と、



 同じく、ブダイのから揚げです。    美味しそ

 まずは刺身を・・・

    オッ オイスィ~ +新鮮

 いいですね~  これはお酒が進みますよ。。。 あっ お姉さんお代わり


  さぁ~てこの辺で焼酎に切り替えます


 ここで勿論飲むのは喜界島の2つの蔵元の黒糖焼酎、
  
   「朝日」と「喜界島 しまちゅ伝蔵」です。  





 一緒に来たのは、「マツ」というアジみたいな魚のから揚げです。

   
 おー 揚げたててで アッツアッツです。

 
 これは手づかみで背中からガブっと 

   美味ひー  朝日・ロックで味わいましたが、
 
 ウ~ン いいと思います。今まで食後に飲む甘い感じのお酒なんだろうと
 思っていましたが、そんなことない。
 香りは甘いものもありますが、飲んだ感じとしては、実にスッキリ、
 いやはや おみそれいたしましたよ 

 マツもあっさりしてて1匹ぺロっと頂きました。 

  


  本日の島料理最後の品はこれです

 名前は・・・・・

 ・・・・・え~っと・・・

・・・・

 スンマセン 名前聞くのを忘れていました。

 この頃にはもみんな上機嫌  あまり憶えていない状況だったりします。
  
 この・・何とか味噌炒め(ホントスイマセン)

 食べてみると、メチャクチャウマイです。

 のん兵衛軍団全員がウマイと言って2分でお皿が空になったほどでした。

  「味噌炒め」・・・
  これはもうお湯割りで頂かないと神様に嫌われてしまいますので、
  「しまちゅ伝蔵」をお湯割りで頂きまする。(←黒糖お湯割りは初めて)

 ウメ~~~~~~~  ストライ~~ク

 美味しいです。大満足です。

 味噌加減も丁度良くて、黒糖とも良くなじみ、芋焼酎のようなまろやかさ
 を感じましたぞ
  
 いやー満足、大満足ですよ(ちょっと大げさか?)
 また是非とも頂きたいもんです。
 
 ご馳走様でした。

 
 店を出て、宿ヒョコヒョコ歩いている時、 ふと空を見上げれば。。。。  
 
        満天の星空   

 喜界島は台風の対策も考えて、ほとんどの建物が平屋形式なのですが、
 そのこともあって、まわりにさえぎる物も無く、星が綺麗です

 心も体も休まり、静かに、床に就くのでありました・・・

 
 ・・・・とこれにて喜界島での一日が過ぎました。

  次回は2日間目の出来事と一緒に皆様と楽しめればと思っています。

 ではお疲れ様でした


  


十八の蔵 喜界島 朝日酒造に行く

2006年09月02日 01時15分51秒 | Weblog
・・・・・




記事が消えてしまいました。

ということで手短にということではありますが、前回書いていた記事を
チャっと書いていきたいと思います。

前回の続き。。。黒糖を仕込む所から




ここが3次仕込みの場所です。
ここで黒糖が仕込まれます。




沸騰してます。
嘘です  スイマセン

液体を仕込んでいるからなのか
芋・麦のときと違い、沸騰しているような動きです。

香りを嗅ぐと・・・


甘~い


続いて蒸留器へ。。。





・蒸留器は大きめにものが2機、小さめのものが2機ありました。
小さめのは常圧専用ですが、大きめのものは常圧、減圧兼用だそうです。
この中にモロミを入れ、ボイラーで蒸気を送り込み、蒸留します。
立ってるだけで汗が止まりませんでした。





  検定たんくです。



丁度原酒が出てきています。
アルコール度数は、40度くらいだそう・・・

ここでも黒糖の甘~い香りがします。

本当に蒸留されているのでしょうか?




試飲させていただきました。
「朝日」の出来立て 無濾過原酒です。

一体どんなお味なんでしょ・・・



チョット濁っております。ガス臭もスゴイですが、

さて、・・・・・・




クワッ スゴイ

甘い香りが鼻腔に突き刺さり、
荒々しい風味が口の中に広がります。

芋焼酎の無濾過原酒と比べて少し度数が高めに感じられます。

後口はスッキリ。ロックグラスと氷が欲しくなりました。





ふと上を見上げると「蔵付き酵母」がいました。
ここで原酒を見守っているようです。

・最後に焼酎についてお話を伺いました。
・・・焼酎とは地元の人達にとってもそうですが、「無くては成らない物」ではないでしょうか。焼酎は気持ちが伝わると思いますし、その気持ち(愛情)も伝わるものだと思います。これからも愛情かけて造っていきたいですね。との事ご協力有り難うございました。

蔵見学を終わって・・・


・初めて黒糖焼酎の造りを見ましたが、やはり原料は違えどこだわることは全く一緒でした。特にどこの蔵元さんでも揃えて口にするのが「温度管理」。朝日酒造さんでも例外ではなく、夏場は特に気温が上がるのでひと時もはなれない状況もあります。

また暑い地域ではそれだけ菌の動きが活発になりアルコールの高い焼酎が一般的に出回るのでは?というお言葉もいただきました。

なるほど興味深い・・・。
確かに島の焼酎になると度数の高いのを良く見かけます。見慣れた朝日のラベルも実は30度ですしね。

とはいえ夜に朝日を頂ましたが、ハーフロックで頂くとゴイゴイいけますね。 

寝かすとこんなにまろやかになるのかと関心しながら島の豊かな幸と一緒に頂きました。「食後酒として認識されていることが多いと思いますが、食中酒として合うんですよ」とおっしゃていましたが、確かにその通り。美味しくいただけました。


お疲れ様でした

次回は夜の飲み会にて出てきた島の料理と焼酎の紹介をしばし

では・・・














十八の蔵 喜界島 朝日酒造に行く

2006年08月27日 00時33分42秒 | Weblog
皆さんこんばんわ~うっちーです。

今日は会社は休みということもあって、元バイトの仲間らと共に呑むことに。
洒落た店でコース料理を楽しみながらの飲み会でしたが、
最後に出てきたデザートにビックリ



奥はですが、手前のデザートは何だと思います?果物なんですよ

何でも「ドラゴンフルーツ」といわれる東南アジアが原産の果物だそうです。
東南アジアでは「ピタヤ」と呼ばれているそうです。
左の赤い方が「レッドピタヤ」と呼ばれるドラゴンフルーツ、白いは方は「ホワイトピタヤ」と呼ばれるドラゴンフルーツ。
この他にも金色の「ゴールドピタヤ」と呼ばれるドラゴンフルーツがあるそうです。
繊維質豊富で便秘にもいいとか
さてその味はモグモグ・・・

オッシャッキリしていて美味しい
白い方はキウイに近い味で美味しいです。
赤い方は。。。ウン こっちはしっとりスイートポテトのような味わい。
見た目はチョット変わってますが、美味しゅうございました



と前置きが長くなりましたがそろそろ本編へ・・・




朝日酒造さんは創業大正5年から黒糖焼酎を造っています。
主力商品はご存知「朝日」。
「酒を通じて文化を伝える」をテーマに黒糖焼酎を世に広めています。
ボトルからも伺えますがそのスッキリした飲み口は関東、関西でも好まれています。

では早速中へ。。。

中では忙しそうに蔵人さんが黒糖焼酎を造っておられましたが、
取材に快く応じてくださいました。

まずは麹造りから



麹は米麹で仕込みます。
河内式ドラム製麹機で半日仕込み、半分は麹として、半分は2次仕込みに使います。2次までは米で仕込んで、3次仕込みと呼ばれる工程で黒糖が仕込まれます。




こちらで上から麹を落とし込んで、水と酵母を加えてやります。





3次仕込みに使う黒糖を見せていただきました。
倉庫の中に入ると甘~い香が充満しています。
 



黒糖はほとんどが沖縄産のものだそうです。
喜界島でも黒糖は栽培されていますが、お土産用に加工されているそうで、焼酎ようには使われないのだそうです。
しかし朝日酒造さんは地元さんの黒糖を使おうという試みがすでに始まっており、少量ずつではありますが、自社栽培した黒糖焼酎が造られているそうです。 



貴重な黒糖をわざわざ開けて見せていただきました。
中は固形で水分も少なくボロボロしてます。




試食させて頂きました。
黒糖は昔田舎でなめたくらいで自分にはあまり親しみ無いもの。
純粋な黒糖は今回が初めてかもしれないです。
・・・味は砂糖なので当然甘いんですが、何というかくどさが無いですね。
なんか懐かしさも感じます。 ←おっさんか!




黒糖はこの機械で溶かして液状にして使うそうです。
周りに水を張り、熱々にしてドロドロのなるまで溶かします。
そのまま3次仕込みに使うと麹菌が死んでしまうので、1日冷ましてから使います。

どういった仕込みになるんでしょう?
芋ではモロミは酸っぱいものでしたが、黒糖では・・・
甘いのか?酸っぱいのか?

この辺の紹介は次回にてお送りしていきます。

お疲れ様でした


さて今日はこの辺にて・・・

 
 



十八の蔵 喜界島 朝日酒造に行く

2006年08月23日 00時38分26秒 | Weblog
皆さんこんにちは海の似合わない男うっちーです。

ちなみに友達には「鳥」って言われています。
鳥は体にいいんだぜ?

とかなんとかはじめからぶっ飛んでいますが、
それもそのはず

今回は南国喜界島のレポートです。
というのも今回実は自社の経営する喜界島店がリニューアルするということで
お助けマンということでオープンの手伝いがてら、蔵巡っちゃおうということなんですな。
さてさてどうなることやら。
しかしイヤ~島はいいですね。
時間もゆっくり流れていて豊かな自然に包まれていて、
まさにロハス(何語?)な感じ

それに何よりも・・・・


てな感じで本編スタートです


7月21日 晴れ

バリバリに晴れたいい天気

鹿児島市から鹿児島空港に移動してに乗ること1時間ちょい。

周囲48km 人口約9000人程の自然豊かな島
喜界島に着きました。

平均気温は21度・・・というだけあってアチー

しかしその暑さも吹っ飛ぶような。。。






青い海 ウミ UMI
少し見えにくいですが手前まで全部海でっせ
綺麗でっしゃろ

海パンもバッチシ持ってきたことだしさぁ~ていただきま・・・


           

そうでした。お仕事で来てますもんね。
海は終わってからでも・・・

えっ!?終わったら帰る?

・・・・・・
・・・・・・・・・

・・・・

ということで早速昼食を取り次第お手伝い 
 
              


         




よしっ  焼酎コーナーはあらかた出来たぞ

ウンウンいいペース
じゃあ休憩がてらチョオット・・・

えっ!?  スーツに着替えて蔵巡り?

マッ マジですか?

軽く30度超えてるんですけど・・・

しかも一人で?

・・・・・・
・・・倒れないもんね


じゃあ行って鬼魔巣 



さあて暑い暑いとも言ってられない。


喜界島の蔵元さんは2つありますが、そのどちらもさつまいもでは無く、
「黒糖」を使った黒糖焼酎を造ってらっしゃいます。

隣の奄美群島も黒糖焼酎圏で、島の皆さんはほとんど黒糖焼酎を
飲んでらっしゃるとか。

自分はまだ黒糖を飲んだことはありませんが、さてどんなものだろ?
甘いのか?  スッキリなのか?

ウ~ン考えてみても分かりません

いけば分かるさコノヤロー

てなこと考えてたら着きました。

さぁ突撃!・・・


とその前にチョット休憩

続きはまた次回にて

お疲れ様でした

占い

2006年08月21日 22時33分37秒 | Weblog
皆さんこんばんみ うっちーです。

さてシマッタ

今回紹介していこうと思っていた喜界島の写真が見あたらない。

会社かな? う~ん困った。ネタがない。

ということで今回は意味も無く、占い結果とか載せちゃう。
自分のですが・・・

ヤフーの無料サイトで・・・
何がいいかな・・・
・・・!オッ「星座占い」

 これにしよっ

私は10月生まれの天秤座なのですが・・・

なになに・・・

浪費癖や怠け癖が、あなたをピンチに追い込みそうな日です。ルーズな感覚を改め、欲しい物があってもグッと我慢して、計画的な行動を心がけるようにしてください。そうしないと、取り返しのつかない事態を招くおそれがあります。また、今まで物事を深く考えずに行動してきたことのしっぺ返しがきそうですが、謙虚な態度でそれを受け止め、自分自身を反省してください。そうすることによってあなた自身の評価も上がっていくでしょう。


・・・

見なきゃよかったかな・・・

イヤ~気にしないなんていいながらも、
内心結構気にしちゃうんですよね

皆さんはどうですか?

「朝の占いは必ず見ちゃう」

なんて方もいらっしゃるんでしょうね。

しかし今日の自分を振り返ってみてみると・・・

フム、別になんてこたーない・・・かな?

とかなんとか
会社の方からもらった「サザエ」をつぼ焼きにしての
一杯やりながらのつぶやきでした。。。

ウメェ~

今日もお疲れ様です

一七の蔵 薩摩酒造明治蔵に行く

2006年08月20日 03時21分44秒 | Weblog
皆さんこんにちはうっちーです。

台風も無事過ぎ、今日は鹿児島で最後の花火イベント「サマーナイトフェスティバル」がありました。

仕事の後、仕事場から少し見えましたが、綺麗でしたね。

彼女でも見つけて一緒に見たいものです

さてさて本編は試飲前半戦が終わったばかり。
まだまだ試飲は続きますがついてきてくださいね。

では本編スタートです

試飲の続き・・・

ここから薩摩明治蔵でしか味わえない限定の焼酎を試飲していきたいと思います。



 
少し見えにくいですが、この薩摩明治蔵で手造りによる焼酎甕壷仕込み「明治蔵」
を紹介していきたい思います。

まずは、焼酎の原料の中で一般的である「コガネセンガン」を使った薩摩明治蔵から・・・ン~やはり「コガネセンガン」。

オールマイティな感じでしょうか。
芋の良さがバランス良く出ています。 
甕仕込みのかいもあって、まろやかで飲みやすいです。






これは青果用でも有名なさつま芋 「ベニアヅマ」という種類を使った明治蔵です。

呑んでみると・・・こりゃまたビックリ

スンゴイうまい

マジでウマイ

個人的にこれはヒットです。美味しい

芋の違いでこんなにも味が変わるのでしょうか?

もっと色々と飲み比べていかないといけませんね。








これはご存知「紫芋」造った焼酎。
さぁ一体どんな味がするのか楽しみです。。。。

ン~何というか複雑な、しかしフルーティな香り。

この焼酎は好き嫌いがはっきりすでしょうね。
好きな人にはたまらない香りです。

味は濃厚でまろやかな味わい。
ロックで味わいたいと思いました。








お次は蒸して食べるには最高の芋「サツマハヤト」を使った明治蔵です。
水分が多い為、貯蔵には不向きで、焼酎造りは難しいそうですが焼酎の味はというと・・・

うまい!  やはり食べても美味しい芋は焼酎にしてもおいしいのでしょうか?
ちなみに「サツマハヤト」の中身の色は綺麗なオレンジ色で、ニンジンと同様ベーターカロテンが豊富にはいっており美容にもいいそうですよ。






5品目最後になりました。「ベニサツマ」
を使って造った焼酎です。

味は「ベニアズマ」に似ている感じでしょうか。
5品とも芋が違うだけで、後の製法は全く同じだそうなのですが、
イヤイヤ勉強になりました。

個人的に好きになった、「ベニアズマ」の焼酎を色々と呑み比べてみたくなりましたよ。


皆さんも是非自分の好みの「芋」を見つけて見てくださいね

試飲を終え、協力者の木浦様からお土産にと「明治蔵 ベニサツマ」「薩摩白波甕壷仕込み」をプレゼントしてくれました。
これは感激

家に帰って早速頂きますよ

ご協力有り難うございました。

明治蔵は一般の方も自由に見学できますので、
興味のある方はこちらで紹介していますよ。
http://www.meijigura.com/


さてさて今回で薩摩酒造さんも終わりです。

次回は7月終わりに行った喜界島の朝日酒造さんを紹介していきたいと思います
 
次回も宜しくお願いします。

お疲れ様でした

十七の蔵 薩摩酒造明治に行く 続

2006年08月17日 01時52分51秒 | Weblog
皆さんこんにちはうっちーです。 

鹿児島に台風がバッチシ来てます

ヤバイヤバイ
夏に湿度が上がるとメガネが曇って曇って ><


さっさと通過してね

さぁ~て本編はお待たせの試飲タイムですよ。(待ってた?)


今回もまた多いですよ~
OK~準備はいいですか~?

試飲フォー  ではスタート





薩摩酒造といえば・・・やはりこの「さつま白波」ですよね。  25度

・この白波は昔ながらの製法で造られていて、今ではあまり見なくなったといわれる透明瓶に詰められています。

・香りスッキリ後味スッキリ 飲みやすいです。 ロックで





こちらは「さつま白波甕壷仕込み」 25度

・古式製法の甕壷仕込み。昔ながらのフロスト瓶(研磨剤等で表面が曇った感じになっている瓶)使用

・香りはふわっと軽く、味はまろやか。 後からじわっと味が沁みてきます。
・お湯割りで

今日はこの甕壷仕込みを呑みながらブログを書いています





一風変わった焼酎といえばこちら「蕃薯考(ばんしょこうと読みます。)」

・蕃薯とは「外国の芋」の事だそうで唐(中国)から伝わった芋で造った焼酎ということだそうです。

・170年前の古文書に記された製法を現在に蘇らせた江戸時代の焼酎です。
 2次仕込みの際に笹の葉を焼いて炭にして、絹の袋に入れて甕にいれます。
 活性炭の役割になり、スッキリした味わいになるのだそうです

・香りは笹のせいでしょうか、草系の香がしますね。味はスッキリしてなんとも個性的な味わいです。こんな焼酎もあるのかと思わせてくれる1品でした。
 
 お湯割りで





写真左から 「杜氏の里」  仕込み甕・木桶蒸留

・やはり木桶だからでしょうかほのかに香る木の良い香りがまたいいですね。

・口に含むとちょいとくせのあるまるみがある味わいで芋焼酎好きには   もちお湯割りで

写真右になりますのが「酒の手帳」  35度 仕込み甕・木桶蒸留

・濾過せず、割り水せずそのまま詰めました。 
 杜氏である宿里さんの一押しだそうですが・・・

・35度と少し高めで無濾過だからでしょうか自分には少し辛めの香りですね。
味はキリっとしかしというか甕のなせる事だからでしょうか意外にくせは無く、後味はスッキリしています。飲み方としては・・・何でも合うって感じです。個人的にはロックでしょうか
 


・・・ふ~さすが薩摩酒造 
 
個性的な焼酎がたくさんありますね。

さて今夜はこれまでにさせて頂いて、試飲後半戦は次回にて

次回はここでしか買えない焼酎をズラリと紹介したいと思います。

ではお疲れ様でした。


 

十七の蔵 薩摩酒造明治蔵に行く 続

2006年08月15日 19時13分16秒 | Weblog
皆さんこんにちはうっちーです。 お盆ですね仕事休みは無いです。

そういえばお盆を過ぎるとクラゲが出るらしいので海に行けなくなっちゃいます。

まずい早く行かねば・・・
熱い海が俺を待ってい・・・
魚群リーチ





・・・とモチベーション上げたところで早速本編続きでっす。


蒸留工程後展示室へ案内して頂きました。
レトロチックな機械はズラリ
その中の少しを紹介致します。



これはラベルを貼る道具だそうです。

①左の型に瓶を置いて、上に引き上げます
         ↓
②真ん中ののりが入った容器に移動させてのり付けします。
         ↓
③最後にラベルを敷いた右側の場所に移動させてぺタッと貼れば出来上がりです。
         

次にいって見ましょう。。。




これは瓶詰めの道具ですね。今でもこの形は変わっていないようです。

・・・しかしこの形ジーと見てるとプレデターに見えてくるのは
私だけでしょうか?


スミマセン次いきましょう






これは芋を粉砕する機械だそうです。
グルグル回してこの中に芋を入れて粉砕します。
この機械は電力式等ではなく手動式なので整備すれば今でも使えるそうです。

次に酒器が展示してある場所へと案内されました。

そこには30近くの鹿児島の窯元が作っている黒ヂョカが展示されていました。

地元の私もこんな多くの黒ヂョカを見るのは初めてで、
チョットビックリしました。



鹿児島の伝統的酒器である黒千代香(くろぢょか)・・・

ひとえに黒千代香といってもそ形はさまざま。
桜島の形を模した物や動物の形をしたユニークな物
写真に写っているいるような白い黒千代香、
 
「白千代香(しろじょか)」なんかもあったりします。

それに加えて昔は、

・山で煮炊きに使われる   「山ヂョカ」
・薬を煎じる          「薬ヂョカ」
・お茶を淹れる        「茶ヂョカ」
・焼酎を入れる        「焼酎ヂョカ」

等があり、普段の生活の中で大切にされてきました
今ではそれらは絶え、ヂョカといえば「焼酎」となったそうです。

黒千代香は使えば使い込むほど黒くなることから「黒ヂョカ」
と呼ばれるようになったそうです

鹿児島では「前割り」といって空の容器に半分の焼酎と
美味しい水(できれば天然水などの軟水)をお好みの分量で割って、
しばらく寝かせて焼酎と水をなじませ、黒ヂョカで燗して呑む習慣がありました。
今ではロックや水割りが流行って、またお湯割りで手軽に飲むのが
普通となり、鹿児島でもめっきり少なくなったそうです。

ですが、この「前割り」お湯割りが好きな方、また日本酒を燗して飲む方

一度試してみてください。わっせ(鹿児島弁ですごい)旨いですよ

黒ジョカが無い人は、前もって焼酎と美味しい水
(・アルカリ系の温泉水だと飲みやすく優しい味に、
 ・硬水だと厚みのある味わいに、
 ・硬度の低い軟水だと素材の味が引き立ち・・・って料理か!)

 イヤイヤやはり水で味が左右されるといっても過言ではないはず

っとそれを容器に入れて1~2日寝かせた後、湯煎して呑んでみてください。
普段飲んでいる焼酎とまた一味違う味わいが楽しめますよ
 黒ジョカが欲しいけど売っている所が分からないという方はこちらを
 参考にしてみてください。 
 http://www.shochu.net/

っと自社の宣伝も出来た(?)ところで、試飲タイムの紹介は

また次回ということで・・・

お疲れ様でした。


十七の蔵 薩摩酒造 明治蔵に行く

2006年08月08日 20時42分39秒 | Weblog
皆さんこんにちはうっちーです。

今日は私の会社が契約している芋畑に草取りに行ってきました。
有機栽培なので、虫はいるいる 草ボーボーです。
オマケに今日はムカツクくらいのいい天気
汗ダラダラかきながらブチブチ草取りをしてました
イヤ~いい汗かきましたよ
11月頃には収穫するそうなので、その時にまた紹介させて頂きたいと思います。

有機芋で造った焼酎。興味のある方は良かったら、こちらをご覧になってください。http://www.shochu.net/shopping/detail.php?no=661


そうそうこの芋畑は今紹介中の薩摩酒造明治蔵にとても近いんですよ。

・・・ということで本編どうぞ  (強引


前回2次仕込みのところから



2次仕込みが終わると、蒸留されて焼酎が出来ます。一言で蒸留機といってもその種類は実にさまざまで、形も多種多様です。明治蔵には世界中(中国、ベトナム、ポルトガル等等)の蒸留器が展示されていました。

日本も時代によりさまざまな蒸留器があります。その中で明治時代の頃の製法で今も製造されている製法を紹介します。



写真右側に移っているのは「カブト式蒸留」と呼ばれる製法です。
兜(かぶと)をひっくり返した感じの容器に水を入れます。
下で加熱され沸騰したモロミは蒸気となり上に上がり、水で冷やされた容器で冷やされ、また液体になります。これが焼酎の原酒です。逆三角形の容器に、水滴となってついた焼酎の原酒は中心に集まり、そこで集められた液体が竹筒を通って外に流れえてきます




こちらは「ツブロ式蒸留き」と呼ばれ、蒸気を冷やす為の容器が「カブト式蒸留」と逆になっています。明治蔵さんによれば、「ツブロ」の名前の由来は「頭」という意味があり、「蒸留ぶたの形が顔型であるから」や、「風呂の炊き口」の意味などと諸説あるそうです。ふたが違いますが、蒸留工程は同じです。




でっかい豆電球・・・ではなくてこれは蒸留中の原酒の度数をチェックするものです。
コポコポと原酒が沸き出るように出てきています。
ここで蒸留する加減を間違えると味は全くの別物となってしまいます。
秒単位の見極めが必要なんだそうです



ただいまの度数は40数度。今からどんどん度数を下げていき、最終的に37,38度に調整されます。
焼酎の芋くさ~い匂いがプンプンしてきます
木桶蒸留は出来たてでも荒々しさが少なく、美味しいんだとか。
残念ながら試飲は出来ず・・・

製造工程を終え、次の案内へ・・・


お疲れ様でした

続きはまた次回にてです。