ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

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直虎 ・・覚書

2017-02-21 16:01:48 | 歴史

直虎 ・・覚書

最近、直虎が話題に上がる・・
2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」の直虎、、TVの主人公の話・・
もっと詳しくは、戦国期の遠州・今川家が全盛に期、、尾張に信長が台頭し始め、三河は吉良や徳川が群雄し、
甲斐では、武田家が隆盛しつつある頃の話、・・・
浜名湖の北、、井伊谷では、、名門・井伊家が逼塞していた。
井伊家の直系・直虎は、女だてらに今川家に対抗する・
徳川家康の四天王の”井伊直政”は、その頃は幼年、直虎の養子になり、家康の小姓になり、やがて井伊家を継承することになる。

というような、徳川幕府の有力家臣の井伊直政のストーリーを追いかけるのはTVに任せておいて、
それ以前の井伊家の物語を、少しだけ覗いてみる。

私が井伊直政の父・直親のことを書いたのは、2013年のことになる。あれから4年経っている。


参照:「南朝の道 秋葉街道 1」引用 2013-05-14 21:16:50 | 歴史
 ・・・井伊家は、松平・徳川家のなかで、各戦に参加し、武闘派として台頭していく。特に、織田・徳川連合軍が武田を破ったとき、信州は織田に、甲斐は徳川に領分され、井伊家は、武田の武闘派残党を組み入れ家臣とした。この武闘派集団の戦い装束は「赤備え」といって赤で統一された物で、「赤備え」もそのまま継承した。この時点から、井伊軍は徳川軍のみならず、豊臣軍までを含め、当代最強と言われる軍団を持つに至る。以後、江戸幕府時代、一貫して老中・大老を歴任して幕末に至るわけである。
井伊家が南信濃と関係する逸話がある。
戦国の頃、井伊家は駿河の今川家に圧迫されていた。形勢は不利で、お家存続の危機を覚えた井伊家は嫡子の亀ノ丞をしばらく隠すことになった。選ばれたのが、南信濃の市田にある松源寺である。松源寺と井伊家の菩提寺の龍澤寺は住職を通して関係が深かった様である。この亀ノ丞は後の井伊直親であり、直親は井伊直政の父である。また、松岡家が武田方として、織田・徳川軍に抵抗したことで改易されそうになったとき、井伊直政は松岡家を助けた。松源寺は松岡家の菩提寺であった為とされる・・

この時、私の意識の中には、名門・井伊家は、南北朝時代の南朝の支柱の豪族で、幾度となく南朝の「後醍醐の王子達」を助け、特に宗良親王は、ある時期には、浜松の井伊谷を拠点としていた。
この時、敵対する北朝の足利一族に、三河に吉良があり、吉良から派生した今川家は、井伊家の最大の敵であった。・・・吉良家は、足利一族の本家継承権の第一位であり、継承権第二位が今川家であるという、別家の存在。今川家の発祥は、吉良家の本貫地・西尾の今川町(西尾市役所の海寄り約1Kmの地籍)に起因する。やがて、今川家は駿河を本貫とした地頭となって移籍する。
南北朝の対立に起因する井伊家と今川家の対立は、ことあるごとに戦乱し、井伊家の当主は、その度に戦死を繰り返したという歴史。

 

井伊家が、今川家に深い恨みがあったかどうかの資料は見たことはないが、徳川の祖の世良田(新田一族)が、南朝の旗頭の宗良親王やその遺族を援けて落ちていった先に井伊谷であったとしてもおかしくないし、井伊家が、南朝同盟の誼で、世良田(徳川)の安住の地を手配した可能性は、仮説として充分にありうる、と構想したのだった。
世良田(徳川)の安住の地の最初は、愛知県・奥三河の設楽であり、井伊谷と設楽は鳳来を挟んだ近接であるという経緯は、今となっては想像しかないのだが・・ここで、世良田は「松平」という名を手に入れる。・・この部分は資料があるようだ。
この仮説には、かなり自信はあったが、いかんせん資料の裏付けがなかった。・・・といっても、真剣に資料を漁ったわけでもないのだが、、、先述の引用文の、歴史の背景の風景の話である。

そういえば、井伊直親のことを書いた、前の年・2012年、、、猫好きの家内を案内して、世田谷の豪徳寺へ行った。

井伊家の菩提寺である。華奢な感じが少しもない、剛健な趣の寺。ここが、世田谷吉良家の世田谷城跡と聞くと、歴史の皮肉を感じる。

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