夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

篆刻(てんこく)勉強会に行く

2016年03月20日 | 篆刻
今日は月に一度の篆刻サークル「石門印会」
勉強会でした。父ちゃんに送ってもらい打瀬の公民館へ。
入っていくとロビーでみんな待っていました。
「どうして部屋に入らないの?」と聞いたら
「中田さん(会長)と先生が未だ来ていないから
 部屋に入れない」ということでしばらく
おしゃべりしながら待っていると中田さんが来て
「先生ちょっと遅れる」との事。で教室にて待つ。
その間、みんなと意見交換。
篆刻初めて間もない梅山さんに、文字の転写、布字の
やり方を中田さんが指導。布字とは印面に文字(逆字)を
書き入れるやり方を指導。

先生がちょっと遅れてきました。早速2月の
月例競刻の評価が始まりました。

今月の秀作第一席は千葉支部
勅使河原さん   菅原さん、   中澤さん   中田さん
   
勅使河原さんの「インパクト」は
「まさにインパクトがあり、辺縁の欠け(撃辺)は
 『何これ?』と思うくらいでした」と先生。
勅使河原さんだから出来る撃辺の変化です。私はこれほど
思い切ってできません。
菅原さんの「ファースト ペングィン」は
「はじめ何の意味かわかりませんでした。周りの辺も
 湯呑みを真っ二つに割ったものかと思いました」と先生
「先生違いますよ~、五代様が言ってた言葉」とみんな。
NHK連続TV「あさが来た」に出てくる五代友厚が主人公あさに
「あなたはファーストペングィンである」と言った。
「周りの辺はペンギンの形です」
「そうそうペンギンに見える」とみんな。
中澤さんの作品には
「よくこれだけ刻せましたね。辺縁は巻物?」
「巻物です」
「年賀状に使えるね」
八分印(約2、5cm)にこれだけ刻すのは大変です。
中田さんの「プリビエット」
「どういう意味?」とこ聞いたら
「ロシア語で『こんにちは привет』という意味」だそうで
周りの辺縁も面白い。

初めて間もない清水さんと梅山さん。こちらは市原支部の小杉さん。
   
♪梅は咲いたか 桜は未だかいな♪ちょんちょん、と
江戸小唄「しょんがえ節」を歌いたくなる小杉さんの
作品です。
評価が終わって、今日は文字デザイン(印稿)の書き方や
印に写すやり方を先生が教えてくれました。
 
簡単なのはマジック転写ですが、鏡を
使って布字する方法が正当との事。これがなかなか難しい。

「カタカナ印は難しく考える事はありません
 例えば「コンニチハ」とかで、深く考えないで
 気楽に考えていいのです」と先生。
横文字でなくても良いという事です。
今回もなかなか面白い篆刻勉強会でした。


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする